まずはX(旧Twitter)での以下のポストを見てほしい。

アマチュアゴルファーが最も冒しがちなルール違反が、ティーマークより前で打つこのデベソだろう。このルール違反は本来であれば、誤所からのプレー扱いで2打罰を受ける。

しかし競技ではないアマチュアのエンジョイラウンドなどでは、このデベソを指摘するかどうかは難しい問題だろう。

Xの他のユーザーは以下のように反応している。

仲間内なら笑いに変えて指摘するか、本人にだけそっと伝えるというのは、配慮が行き届いた良い指摘の仕方であると筆者も感じる。

こちらのユーザーの意見もまた紳士な行動であろう。

デベソはルール違反云々の前に、同伴者からディスリスペクトを受ける行為のため、さりげなく気付かせてあげる優しさも大切だろう。

ゴルファーの中にはもちろんこのようなルールに厳格な人もいる。

スコアカード提出後にデベソを指摘し、過少申告での失格にしようとする人も競技ゴルフ界には存在する。

指摘している側はあくまでルールに沿った行動を取っているので、指摘された側はこれらの指摘の仕方を批判することはできない。

まとめ

このようにデベソは競技ゴルフでは罰打や過少申告につながり、エンジョイラウンドでも同伴者から良い味方をされることはない行為だ。

たった1ヤード前から打ったところで、スコアが良くなることはほとんどないだろう。

むしろティーマークから1歩下がったところから打つ意識を持った方が、余計なトラブルを防げてリズム良くラウンドできるのではないだろうか。