韓国ナンバーワン「キムチ」のカップ麺「宗家キムチラーメン」を食べてみた
「宗家キムチ」を使用した韓国カップ麺
今回レビューするのは大象ジャパンの「宗家キムチラーメン」。「宗家キムチ」を使用したカップ麺です。
大象ジャパンは、韓国の食品メーカー「大象」の日本法人で、大象の韓国食品を日本に輸入販売しています。大象の看板商品は「宗家キムチ」で、韓国ナンバーワンキムチブランドとして知られています。メーカーサイトによると他社製品より乳酸菌の量が多いのが特徴とのこと。
日本メーカーからも多くの「キムチラーメン」が出ていますが、キムチ入りを謳いながらも乾燥具材の白菜キムチが少しだけしか入っていない場合も多く、今回パッケージに書かれている「シャキシャキのキムチ入り」はとても魅力的に映ります。
「REAL KIMCHI」??
別添袋は2つ入っています。「REAL KIMCHI PACK」と粉末スープの2つ。「REAL KIMCHI PACK」が今回の売りの「シャキシャキのキムチ」ですね。リアルキムチだなんて、他のキムチカップ麺に入っている乾燥キムチは「嘘キムチ」とでも言わんばかりに見えますがどうでしょうか。
リアルキムチの正体はレトルトのキムチ。レトルトだと食べる直前に入れるイメージがありますが、この商品では先入れで、キムチに熱湯を注ぎます。粉末スープとともに大量の白菜キムチがスープの味に大きく影響を及ぼすものと思われます。
強い辛味や濃いキムチ味が楽しめるスープ
キムチシーズニングの入った醤油味の粉末スープに、具のキムチの味が溶け出しています。キムチから辛口以上の辛味や発酵した白菜キムチの風味が強く溶け出しており、キムチのニンニク風味や魚介風味にも厚みが感じられます。粉末スープはキムチの味を下支えしており、ほのかな酸味や辛味がありました。
本物のキムチがたくさん入ってるからこそのリアルなキムチ味が楽しめるスープで、強い辛さとともに白菜キムチの発酵風味もハッキリ感じ取れ、酸味はほどほど。キムチラーメンは色々ありますが、こんな辛くてキムチ味が濃いものは筆者は初めて食べました。
シャキシャキのキムチ
麺は中太で縮れのついた油揚げ麺。韓国のカップ麺やインスタント麺は太くて縮れがついたものが多いですが、今回の麺もその特徴のままの麺となっています。麺量は88gで大盛サイズで食べ応えも十分。
大量のレトルト白菜キムチ。スープに溶け出す味として主役を張っていましたが、シャキシャキした食感で量もたくさん入っており、具としても存在感が大きいです。
世の中にはキムチラーメンと言いつつ白菜キムチがあまり入っていないものが多いですが、今回はキムチの量も筆者が食べたキムチラーメンでは見たことのない量でした。
味が濃いのでアレンジも有効
レトルトのシャキシャキしたキムチがたくさん入っているのが大きな売りでしたが、レトルトキムチから溶け出した味がスープを力強い味にしており、辛くて濃厚なキムチ味が楽しめました。キムチや麺の量が多くて食べ応えも十分。
キムチ味が濃厚なので、チーズと合わせたりご飯を入れたりしてもおいしそう。アレンジが効きそうです。