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【坂戸市】車で行ける台湾!? 旅行気分が味わえる市内屈指のフォトジェニックなスポットと言えばここ!

buchi地域ニュースサイト号外NETライター(坂戸市など)

「ここは日本!?」と一瞬見間違う程、豪華絢爛で存在感のある立派なお宮は、「五千頭の龍が昇る聖天宮」という、坂戸市塚越にある日本最大級の道教のお宮です。道教とは、中国台湾三大宗教(道教・儒教・仏教)の一つで、聖天宮には、道教の最高神「三清道祖」が祀られています。

でも、どうしてこの地に道教のお宮があるのか? それは、大病を患い「三清道祖」に祈りを捧げて病を完治させた台湾出身の「康國典大法師」が、感謝の気持ちを込めて多くの人々が同じように「三清道祖」のご利益にあやかれるお宮を建てるべく、お告げを受けたのがこの地だったからなのだそうです。

聖天宮の名前や佇まい、方角もお告げによるもので、着工した昭和56年は、最寄りの若葉駅もまだなく、この辺りは雑木林だったそうです。台湾の一流の宮大工により、15年の歳月をかけて完成に至り、平成7年に開廟しました。

聖天宮は上の3枚の写真の場所、天門の手前までは自由に見学することができます。天門より奥に入る場合は、拝観料が必要です。

聖天宮は、埼玉県の「パパ・ママ応援ショップ」の対象となっています。

パパ・ママカードの提示すると、缶バッジをいただくことができます。小学生以下は拝観料が無料というのも、うれしいポイントですよね。

今回筆者も子供連れで訪れたのですが、子供にとっても新鮮な光景だったようで、楽しむことができるスポットがいくつかあったので、そちらも含めながら、ご紹介したいと思います!

なお、今回の記事の作成に当たり、入口の係の方に伺い、撮影の許可をいただいております。ご協力いただき、ありがとうございました!

天門より先に進むと、目の前に広がる前庭と前殿。写真だと伝わりにくいのですが、まさに圧巻の光景で、天門を間に挟む景色とは異なる迫力があります。

前庭の端の方に記念碑があるのですが、こちらは一枚の岩から彫られたものだそうです。文字は浮き彫りとなっていて、技術力の高さを感じます。

前殿の右側の入口より、中に入ることができます。

中に入ると、色鮮やかな光景が飛び込んできます。やはり、日本の神社やお寺とは異なり、色彩が豊かですね。

前殿では、台湾式のおみくじを引くことができます。右側が男性用、左側が女性用のため、ご確認ください。番号を引き、陰・陽が書かれた木を落として、おみくじを引くという流れ。

書かれた番号の箱から取り出すのは、日本式と同じです。値段は、大人200円、子供100円でした。

日本式と同様、結び付けても良いそうです。結び付ける場所にあった柱にも龍がたくさん。五千頭のという名の通り、至るところに龍がいます。

中庭を挟んだ本殿に向かうまでは、周りの住宅も見えなくなり、静けさとお線香の優しい香りに包まれ、本当に異国の地に来たかのように錯覚してしまうほどでした。

本殿では、係の方が聖天宮について案内をしてくださいます。御神体は撮影が禁止とのことで、本殿の中の写真はないのですが、日本とは異なり、御神体が見える造りとなっています。渦を巻くような天井も必見ですよ。

長いお線香とともに参拝するのが、正式な方法とのことでした。

お守りを購入することもできるとのこと。生まれ年の色、性別、ご利益により、なんと180通りもあるそうです!

参拝を終えたあとは、前殿にある2つの楼閣にぜひ上ってみてください。その際、階段が少し狭いため、ご注意ください。前殿の入口側にある鐘楼には15時に12回鳴る鐘があります。

上からの眺めはとてもきれいです。屋根の装飾品を間近に見ることもできます。

下に下りて、中庭を挟んで反対側にある休憩所の奥の階段から上ることができる鼓楼には太鼓があり、こちらも15時に12回鳴るそうです。

高い所から見ると、聖天宮の広さや繊細さを改めて感じることができます。

そして、見学の後には、休憩所にある台湾のスイーツやドリンクを購入することができる自動販売機にもぜひお立ち寄りください。

日本ではなかなか出会うことのできない、本場の味に出会うことができます。チャレンジしやすい価格帯のものが多いのもうれしいですよね。

我が家は台湾コーラにチャレンジしてみました! こういうのは楽しんだもの勝ちだと思うので、気になる商品がある方はぜひチャレンジしてみて欲しいと個人的には思います。

休憩所では記念スタンプを押すことができますので、記念にぜひ押してみてくださいね。

休憩所のドアから外に出るとトイレがあります。前庭とも繋がっています。

少し離れた場所に多目的トイレがあり、そちらには赤ちゃん用のおむつ交換台もあるとのことです。

無料駐車場がすぐそばにあり、ドライブがてら訪れるのもいいですね。ツーリングスポットとしても人気のようです。

フォトジェニックなスポットとあり、最近ではコスプレイヤーの方にも人気で、筆者が訪れた時にも何組か撮影をされていました。

テレビ番組や映画、PVのロケ地にも使用されているので、見学とともにチェックをすると、より気分が盛り上がりそうですね。じっくりと回ると見応えがあり、異国の文化に触れることで非日常を感じ、親子で良い刺激を受けました。

日本にいながら、台湾に触れることのできる「五千頭の龍が昇る聖天宮」に、みなさんもお出掛けになられてみてはいかがでしょうか?

【施設情報】

五千頭の龍が昇る聖天宮

住所:埼玉県坂戸市塚越51-1

電話番号:049-281-1161

拝観時間:10:00〜16:00(年中無休)

拝観料:大人500円・中学生250円・障がい者250円(同伴者1名250円)・小学生以下無料(大人同伴必要) ※団体割引あり

駐車場:120台(無料)

公共交通機関:若葉駅(東口)東武バス「戸宮交差点前」から徒歩3分

地域ニュースサイト号外NETライター(坂戸市など)

市内在住の3児の母。地域ニュースサイト号外NETにて坂戸市・鶴ヶ島市・東松山市を担当しています。子育て真っ最中の主婦目線で、地元のおいしいもの、おもしろい場所、旬のニュース等、毎日の生活を彩る情報を発信していきます。地域のみなさんが地元に魅力を感じ、日々を心地良く暮らすお手伝いができればと思います。

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