【神戸市中央区】大阪万博の熱気を体感!Re:PLAY エキスポ・ポスター・アーカイブ、14日まで
2025年大阪・関西万博開幕400日前を迎えた2024年3月9日(土)から14日(木)まで(月曜を除く)「1970大阪万博展覧会 Re:PLAY エキスポ・ポスター・アーカイブ」というイベントが開催されています。
開催場所は、旧生糸検査所を改修した「デザイン都市・神戸」の拠点施設、デザイン・クリエイティブセンター神戸(愛称:KIITO/キイト)。東遊園地から5分ほど海側に歩いたところにあります。
「1970大阪万博展覧会」は、1970年に開催された大阪万博(正式名称:日本万国博覧会)の数万点にも及ぶアーカイブから厳選したポスター、チラシ、パンフレットなどのビジュアル資料を中心に展示する展覧会で、東京・福岡・兵庫の3会場で開催され、大阪万博の熱気を体感できるものとなっています。
兵庫会場のKIITOでは、当時のポスターやパネル約90点を展示。建築家・黒川紀章設計のタカラ・ビューティリオンをモチーフとした展示什器で構成された空間に当時のビジュアルを展開。
万博自体のポスターだけではなく、日立グループパビリオン、みどり館、ブルガリア館など、パビリオンのポスターや日本万国博こどもニュースなども数点展示されています。
筆者は大阪府吹田市の万博記念公園にある、当時の鉄鋼館を利用した記念館「EXPO’70 パビリオン」にも何度か足を運んだことがあるのですが、そちらでも見たことのない珍しいポスターもいくつかありました。特に音楽イベントのポスターが多く、興味深いです。
会場の様子を動画でご紹介します。(2分17秒)
大阪万博に行ったことのある世代の方にとっては、熱気があったあの時代、あの場所にタイムスリップしたかのような体験ができます。また、大阪万博を知らない方にとっては、1970年大阪万博のデザインレガシーを強く感じることができます。デザインに興味のある方にもおすすめ。
1970年大阪万博と2025年大阪・関西万博をクロスオーバーする展覧会「1970大阪万博展覧会 Re:PLAY エキスポ・ポスター・アーカイブ」、是非ご自身の目でお確かめください。
日本万国博覧会公式記録、会場施設図面集などもあり、こちらは自由に閲覧が可能です。
なお、万博記念公園では、2024年3月9日(土)~12日(火)、14日(木)~17日(日)に「アート&サイエンスフェスティバル」というイベントも開催されています。1970年大阪万博当時のアーカイブと2025年大阪・関西万博に繋がる最新テクノロジーを活用した“現在進行形の大阪万博”を体感できるもので、10(日)・16(土)・17(日)には、太陽の塔を舞台にプロジェクションマッピングなども。
大阪万博の熱気をより体感できるのが万博記念公園にある「EXPO’70 パビリオン」。大阪万博当時、「太陽の塔」の頂部に設置されていた「黄金の顔」や「EXPO'70体感ギャラリー」など 、大阪万博のレガシーを展示する別館も昨年オープンしました。興味ある方は是非「EXPO’70 パビリオン」や「太陽の塔」にも足をお運びくださいね。2025年大阪・関西万博がますます楽しみになりますよ。
基本情報
イベント名:1970大阪万博展覧会 Re:PLAY エキスポ・ポスター・アーカイブ
開催場所:デザイン・クリエイティブセンター神戸(愛称:KIITO/キイト)
住所:兵庫県神戸市中央区小野浜町 1-4
イベント開催日時:2024年3月9日(土)~14日(木)(休館日の11日除く) 10:00~17:00
休館日 月曜日(祝日、振替休日の場合はその翌日)
アクセス:東遊園地から徒歩約5分。神戸市バス29系統「税関前(デザイン・クリエイティブセンター前)」下車。連節バス「Port Loop(ポートループ)「KIITO前」下車。詳細は公式サイトのアクセスのページでご確認ください
デザイン・クリエイティブセンター神戸 KIITO 公式サイト
アート&サイエンスフェスティバル 1970大阪万博展覧会 公式サイト