JR・地下鉄鶴舞線「鶴舞」駅からすぐの場所にある『鶴舞公園』は、一年を通じて様々な木々や花々などの自然を楽しみながら、ゆったりと散策することができる、名古屋市民の憩いの場。お天気のよい日は芝生の上でピクニックをしたり、ベンチでお茶や読書を楽しんだり、それぞれの時間を思い思いに過ごす人たちの姿を見かけます。
そんな『鶴舞公園』を散歩中に見かけたのが、こちらのポスター。

「サックス侍、現る！」の文字が目を引くポスターをよく見てみると、鶴舞公園内での出没時間（LIVEスケジュール）が書かれています。
「顔をすっぽりと覆う浪人笠に着物姿でサックス…！？」一体どんな人・どんなパフォーマンスをするのか気になる！ということで、さっそく次の木曜の夜、仕事を早めに切り上げ鶴舞公園に向かいました。

すっかりと日が沈んだ18時頃、鶴舞公園の正面を目指し、JR鶴舞駅の構内を通り抜けようとした時、かすかに聞こえてくるサックスの音。
ライトアップされた「噴水塔」を背景に、サックスを奏でる「サックス侍」の姿が！

「サックス侍」とは？　※公式サイトより

活動を始めたのは2020年の7月。コロナ禍で疲れた人たちの心を音楽で癒したいとの思いで路上に立ったそう。そこから4年、演奏を聴いた人たちから「ありがとう」「癒された」と多くの声をいただくうちに、いつしか「名古屋の動くパワースポット」と呼ばれるように！

この日も、サックスの音に引き寄せられるかのように、道ゆく人たちが足を止め、演奏に耳を傾けていました。
曲目は「街のBGM」になるように、穏やかなバラードが中心。SMAPの『ライオンハート』や、中島みゆきの『系』など、幅広い世代の人たちに愛される・思わず口ずさみたくなる名曲に観衆の笑顔がこぼれます。

ちなみに10月後半の鶴舞公園での演奏スケジュールは

その他の場所でのスケジュールは、イベントでの演奏のみ公式サイトのライブスケジュールで案内されています（路上ライブは神出鬼没！とのこと）。

心をそっと撫でるような、やさしいサックスの音色。
「サックス侍」の演奏を聴いてみたい人は、今月17（木）24（木）27（日）に『鶴舞公園』に足を運んでみてはいかがでしょうか？

詳細情報