【神奈川・川崎】10年に1度! 令和6年 川崎大師のご開帳の赤札授与&限定切り絵御朱印
神奈川県・川崎市にある川崎大師(真言宗智山派大本山金剛山金乗院平間寺)。「厄除け大師」として広く知られるお寺です。
今年令和6年は、10年に1度の川崎大師赤札授与の大開帳の年です。
令和6年5月1日から5月31日までの期間、10年に一度の大開帳奉修の機会に際して様々な法要や記念行事が行われるのですが、その期間だけ特別な護符「赤札」が授与されることでも知られています。
また、今回はこの期間に、特別な切り絵の御朱印紙の授与も行っています。
◆限定の大開帳奉修特別切り絵御朱印紙
大開帳を記念した華やかな切り絵の特別御朱印紙! 左下には川崎大師公式キャラクターのひらまくんもいますね。
参拝したのは連休明けの平日午後でしたが、切り絵の御朱印紙は5分程度の並びですぐに授与して頂けました。
今回は厄除け切り絵のものを頂きましたが、帳面に書いていただける御朱印にも期間内は「大開帳参拝記念」の記念押印があるそうです!
◆御朱印の次は、10年に1度の「赤札」の行列へ
そして赤札です。赤札とは、10年に1度の大開帳奉修期間のみ授与される、弘法大師直筆と伝わる「南無阿弥陀佛」の六字名号を版にして、平間寺の貫首が精進潔斎のうえ、祈願をこめて一躰ずつ手刷りされた護符です。
参拝日は連休明けの平日。川崎大師には13時半頃に到着。そして参拝と御朱印の授与を済ませてからなので、行列に並んだのは14時少し前になります。
赤札の授与時間は定められていませんが、お護摩祈祷の後に授与されることが多いらしく、念のため確認したら2024年5月は9時、11時、13時、14時半、16時に護摩があるようでしたが、赤札はお護摩祈祷のたびに授与されているわけではありません。過去には、1日に1度しか授与を行わない日もあったそうです。
警備員さんの指示に従ってテントの中に並びます。
明確に授与される時間がわからない中で並ぶのはなんだか修行感があります。
参拝日は雨の降る肌寒い日でしたが、テント内に並んでるとむしろちょうどいいぐらい。5月といえど30度超える日もあるような季節。晴れて暑くなりそうな日は、しっかりと熱中症対策をされると良いかと思います。
お護摩祈祷の14時半を少しすぎて本堂の方から護摩の音が聞こえてきました。しかしこの回では赤札の授与は行われず、16時の回で赤札の授与が行われました。14時半の回は「授与が行われたらラッキー」ぐらいの感じで行くといいかもしれません。
列は15時半くらいに動き、お堂の中へ。16時から護摩祈祷が行われ、荘厳な読経に感動。その後授与までには結局2時間半強かかりました。
そして赤札授与後に購入しておきたいのが「赤札入れ」!
赤札自体はやわらかい紙製なのですが、参道や仲見世では和紙・布など様々な素材の、赤札を入れるための袋を売っています。値段は100円〜800円と、素材や仕様によって開きがありました。
私は来る途中のお店で赤札入れを購入していたのですが、その後もいろんなお店で取り扱っているのを見て、授与後にも他の赤札入れを買ってしまいました。気分によって替えることができそうです。
赤札の授与は令和6年5月中、そして次の機会は10年後です。滅多にない機会、参拝に行かれてみてはいかがでしょう。
※こちらの記事は参拝時(令和6年5月7日)の情報で執筆しています。