花粉症対策のお掃除は『加湿』から!プロに教わる違いが体感できるお掃除方法。
やわらかな春風を感じ、心華やぐ季節になりました。
窓を開けて淀んだ部屋の空気を入れ替えたいところですが、花粉や黄砂が部屋に侵入して鼻水やくしゃみが止まらなくなるのは嫌ですよね。
掃除をしたのに、返って症状が悪くなることも。
そこで今回は、室内に侵入した花粉を余すことなく除去する方法をご紹介します。
花粉を舞い散らすことなく除去するポイントは加湿です!
せっかくのお掃除が無駄にならないように順を追って説明していきます。
花粉掃除の手順
ホコリを掃除をする時には『上から下へ』が鉄則ですが、花粉の掃除には特にこの手順が重要になります。
適切な換気
室内の空気は外気と比べ、思っている以上に汚れています。
花粉の飛散が比較的に少ない午前中に、部屋の空気を入れ替えましょう。
室内の加湿
花粉は水分が付着すると、重くなって下に落ちていきます。
湿度が高い雨の日には、花粉症の症状が比較的軽いのはこの為です。
室内を加湿して、飛散している花粉を下に落として、舞い散らないようにします。
鼻や喉の粘膜保護にもなりますので、充分に加湿しましょう。
拭き掃除
家具や家電などの上には、花粉が多く付着しています。
静電気モップを使用して、舞い散らないように花粉を除去し、その後に水拭きします。
拭きムラもなくなり、作業が早く済みます。
家具のすき間やテレビの裏の掃除などにも、うまく活用しましょう。
床の掃除
最後に床の掃除ですが、いきなり掃除機をかけてしまうと、せっかく加湿して床に落とした花粉が掃除機の排気などで舞い上がってしまいます。
床用の静電気モップを使って取り除きましょう。
替えシートはドライタイプをお勧めします。
今回のような掃除機を使わない掃除方法の場合は、ウェットタイプだと、フローリングのすき間などに花粉が固着しやすくなります。
最後にタオルの水拭きや、ウェットタイプのシートで仕上げると、更に効果的です。
カーペットやソファーなどの布地には、粘着クリーナー(コロコロ)で取り除きます。
毛足が長い場合にはその後に掃除機で吸い取りましょう。
まとめ
今回は花粉のお掃除方法をご紹介しましたが、ポイントは兎にも角にも花粉を舞い上がらせないことです!
早朝に換気して、飛散している花粉を加湿して落とし、再び舞い上がらないように掃除する。
まだまだ花粉シーズンは続きます。
しっかりお掃除して、ツラい季節を乗り越えましょう!