【碧南市】美味しい”お抹茶と季節の和菓子”を堪能できる無我苑の『立礼茶席』日本庭園を眺めて一服
![](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/shungiku/article/01794525/title-1717723384192.jpeg?exp=10800)
「無我苑」はいくつかの施設から成り立っています。
その中でも私が一息つく場所としてよく利用している『立礼茶席』を紹介したいと思います。
![椅子席になっているので「気楽に」](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/shungiku/article/01794525/image-1717724561550.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
『立礼茶席』は「安吾館」という建物の一部で、玄関から入って右手にあります。
美しい中庭が目に飛び込んでくるのでお抹茶の注文を忘れてしまいがちです。
![展覧会のオブジェがここにもあります](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/shungiku/article/01794525/image-1717725301483.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
好きな席を選ぶのですが、庭の良く見える前方に座るか、後席からゆっくり眺めるかその時の気分次第です。
いつも落ち着いた気持ちにさせてくれる空間です。
![](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/shungiku/article/01794525/image-1717724623698.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
伺った日は私一人だったので、前方の席に座り静けさを楽しみながら「お抹茶と季節のお菓子」をいただきました。
ここ無我苑の『立礼茶席』では抹茶はお隣の西尾市のものを使い、季節の和菓子は碧南市の人気和菓子店「ときわ木」さんのものが用意されています。
これは「笹巻」という和菓子です。
「本日のお菓子」として3種類あったものの中から選びました。
![「お抹茶と季節のお菓子」350円](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/shungiku/article/01794525/image-1717724650136.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
「立礼茶席」とはテーブル式の席でお点前をいただける「茶席」のことです。
正座が苦手な外国人の方や足の悪い方でも安心してお抹茶を楽しめるのです。
![「入口」](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/shungiku/article/01794525/image-1717724696714.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
ここから入って右に『立礼茶席』があります。
正面から奥に研修道場「安吾館」市民茶室「涛々庵」と続きます。
![中庭全景](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/shungiku/article/01794525/image-1717724744710.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
「安吾館」は木造平屋建て数寄屋造り。
![研修道場「安吾館」](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/shungiku/article/01794525/image-1717724791453.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
研修道場と名がついていますが、堅苦しいことはなく市民が様々な催し物・会合などに利用している親しみやすい場所です。
和室ですが、「和」に偏ることなく手作り作品やパッチワークキルトの作品展なども開催されています。
何かの「イベント」で訪れたことがあるという方も多いかもしれません。
![「瞑想回廊」に続く道](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/shungiku/article/01794525/image-1717725355367.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
季節を感じながら散策するのに適した道です。
「瞑想回廊」につながります。
![](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/shungiku/article/01794525/image-1717724880066.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
門から中に入り散策を続けましょう。
正面に「市民茶室 涛々庵」が見えてきます。
寄付・広間・勝手水屋・小間がある建物で、本格的な茶会が毎月開かれているのです。
![市民茶室「涛々庵」](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/shungiku/article/01794525/image-1717724913878.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
「市民茶会」は毎月第4日曜日に開催(7・8月は除く、12月は第3日曜日)
一服500円です。本格的なお茶会ですが「体験すること」に重きを置くため、作法が分からなくても「誰でも気軽にどうぞ」とのことです。
この「体験」で茶の湯の世界に興味を持ったり学ぶ気持ちが生まれてくるかもしれません。
そして、そこから「哲学の道」へと誘われるのならとても素敵なことではないでしょうか。
![つい見逃しそうになってしまう「関守石」](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/shungiku/article/01794525/image-1717725037749.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
![](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/shungiku/article/01794525/image-1717725073184.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
さて『立礼茶席』にもどります。
こちらは毎日(無我苑の休苑日は休み)お抹茶がいただけます。
お菓子付きで350円!お得な回数券の利用者も多いと聞きました。
![](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/shungiku/article/01794525/image-1717725096155.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
今回驚いたのは会計時、ほとんどの支払い(クレジットカード・交通系電子マネー・非接触系電子マネー・PayPay等)に対応していることです。
日本文化の象徴のようなお茶席の支払い、キャッシュレスに対応しています。
なんだかとてもうれしく感じたのでした。
担当者さんに驚きを伝えると「碧南市が積極的に導入」とのことでした。
こういう細やかな配慮も住民が「住みやすい市」と感じているところの一つかもしれません。
![駐車場案内版](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/shungiku/article/01794525/image-1717725124764.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
『立礼茶席』利用の場合、「無我苑」と同じ駐車場を使えます。
道の両側に広い駐車場があるのでご安心を。
![](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/shungiku/article/01794525/image-1717725154926.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
無我苑の『立礼茶席』はいつでも誰にでも開かれている場所で、散策もできゆっくり落ち着ける大切にしたい空間です。
私は朝から忙しく過ごした日の午後や通院後に立ち寄ることが多いです。
お勧めです。
なにより美味しいお抹茶がお菓子付きで350円で頂けるんですから。
『立礼茶席』9:30~16:00
所在地:碧南市坂口町3丁目100番地 無我苑 研修道場「安吾館」
電話: 0566-41-8522
休苑日:無我苑の休苑日
呈茶券:一服350円 (価格変更の可能性あり)
※11枚綴り3500円
※お問い合わせはお電話にてお願いします。