実は偶然じゃない!?釣れた魚の針の位置とその関係
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釣りといえばエサやルアーを使って魚を騙し、針が魚にかかったことで釣りあがるものですが、実は針の刺さる位置は偶然ではないことをご存知でしょうか?
そこで今回は、釣れた魚の針が刺さる位置とその関係について紹介します!
丸飲み
一つ目に紹介するのが、釣った魚の針が口の中にかかっている丸飲みです。
このケースは魚が積極的に捕食している時で、完全に魚がエサだと思い込んで捕食したのではと考えています。
ルアーが完全に口の中に入っていることから、ルアーのサイズや色などの選択が正しく、魚のやる気もある状況であると言えるので、しばらくは同じルアーを使うことで追加で魚を狙える可能性が高いです!
ハーモニカ食い
二つ目に紹介するのが、ルアーを横から咥えて前後のフックが2本刺さっている通称「ハーモニカ食い」と呼ばれる状況です。
シーバスなどの魚は、小魚を下から突き上げるように捕食することがあるのですが、その際に頭やお腹を目がけて捕食した際に針がかかったものだと考えています。
このケースはバッチリと魚の口に針が刺さっているので、そう簡単にはバレる心配はありません。
ハーモニカ食いで釣れた時は魚の活性が高く、魚をエサだと騙せているので、こちらも同じルアーを使い続けることで追加のヒットを狙える可能性が高いです!
かんぬき
続いて紹介するのが、魚の口の横の部分にかかっている時です。
この部分は「かんぬき」と呼ばれているのですが、かんぬきの部分に針がかかるのにはしっかりとした理由があります。
というのも魚は多くのケースで捕食する時に、獲物を咥えた後にすぐ反転するのですが、獲物を咥えたままターンをするので、結果的に口の横の部分に針がかかるという訳です。
かんぬきの部分は魚の口の中でも上部な部分なので、しっかり針がかかってしまえばバラしにくく、理想的な針の位置の一つです。
後ろの針のみ
続いて紹介するのが、後ろのフックのみが刺さっている時です。
このケースはいくつか可能性が考えられますが、基本的には魚が後ろから獲物を追いかけていた時に起こります。
この場合はルアーをエサとしてだまし切れていないときや、魚の活性が低い時、警戒している時に多い気がしていて、特にかんぬき以外の場所にかかっている時はショートバイトの可能性が高いと考えています。
口の外
続いて紹介するのが、魚の口の外側にかかっているケースです。
釣りでは魚が食いついた時に針がかりするはずなので、針は口の中にしかかからないはずと考える人もいるかもしれませんが、実は口の外側にヒットするケースは結構あります。
このケースは捕食をしようとしたものの失敗して、その勢いで反転した時に針にかかってしまったというケースが多いのではと考えています。
魚がルアーに興味を持っている証拠なので、同じルアーを使い続けて追加のヒットを狙うことが多いです。
スレ
続いて紹介するのが、魚のヒレや体などの部分にかかるスレがかりです。
写真のように魚の尾びれにかかったり、腹や背びれの部分にかかると、口にヒットした時よりも魚が自由に動き回れるため取り込みが非常に大変です。
スレがかりは「魚を引っ掛けて釣った」と思われることが多く、釣り人の間でもあまりイメージが良くないのですが、個人的にはボーっとしている魚を引っ掛けた時よりも、捕食に失敗した時や威嚇のケースが多い気がしています。
今回は釣った魚の針がかかった位置と、その関係について紹介しました!
魚とのファイト中に魚が暴れて針の位置が変わることもあるので必ずとは言えませんが、針がかりした位置には理由があることが多いので、気になる方はぜひ魚が釣れた際に針の位置をチェックしてみてください。
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