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【鉾田市】見た目は砂肝、食感は牛肉、味は豚肉?!不思議な鉾田名物“豚ハラミ”

はな花地域情報発信局 (鉾田市/大洗町/神栖市/潮来市/美浦村)

■茨城県は食の王国!

豊かな土壌と気候に恵まれた茨城県は、メロンやレンコン、ピーマンなど農産物の産地です。

また、真いわしやエビなどの漁業、ブランド牛“常陸牛”や鶏卵など畜産も盛んに行われ、まさに食の王国!

鉾田市でも、科学的な「味」の品質基準で管理し、地元産さつまいもを飼料にした鉾田市名産“まごころ豚”の養豚が行われています。

今回は、この地元ブランド“まごころ豚”の部位である“豚ハラミ”を求め、鉾田市役所入口交差点をホテルさわや方面へ車で約1分。

1952年創業の老舗「仲田精肉店」へ足を運んでみました。

“豚ハラミ”の店頭幕とのぼり旗が目印。

店舗正面と横に駐車スペースがあります。

店内に入ると、肉好きにはワクワク感がたまらない“お肉屋さんの象徴”のショーケースがお出迎え。

そこには、地元ブランド豚“まごころ豚”の各種部位と常陸牛など牛肉が並んでいます。

お肉屋さんといえば、メンチやコロッケといったお惣菜にも心ひかれますが、今回のお目当ては、年間7万食も売れる人気の“豚ハラミ”。

ハラミといえば、ホルモン(横隔膜)を思い浮かべると思います。

しかし、仲田精肉店のハラミは、豚のこめかみ(ほっぺの肉)で、先代が“豚ハラミ”と命名し販売しはじめたとのこと。

注文すると“豚ハラミ”に独自ブレンドされた辛みそが付いてきます。

おすすめの食べ方

まずは、“豚ハラミ”に酒と醤油を少量加えもみこみ、冷蔵庫で数時間寝かし下味を付けます。

網焼きがおすすめですが、オーブントースターでも大丈夫です。

両面をしっかり焼けば完成。

付属の辛みそを醤油で溶き、お好みでつけて食べます。

見た目は砂肝、食感は牛のともばら、味は甘みの強い豚のロース

焼き上がった“豚ハラミ”は、一見すると砂肝のようにも見えます。

この見た目通りの食感と味を想像しながら口に入れた瞬間、衝撃を受けることに。

牛肉のような柔らかさと、若干、牛肉特有の繊維質が感じられ「今、なにを食べている?」と頭の中で処理が追いつかなくなってきます。

さらに噛んでいくと、豚肉の脂の甘さが口いっぱいに広がり、味わい深い風味と鼻からぬける香りが、豚肉であることを主張。

さらに辛みそをつけることで、脂の甘さがいっそう際立ち、うまみも増し、適度な辛さが後を引きます。

この“豚ハラミ”に辛みそは、とても計算された組み合わせだと実感します。

これには年間7万食が売れるのも納得。

歴史ある仲田精肉店の経験と知識が詰まった不思議な鉾田名物“豚ハラミ”。

ぜひ、お試しください

購入には予約がおすすめ

時間帯によって行列ができる人気店ですので、事前予約がおすすめです。

店舗にて予約するか、お電話にてお問い合わせください。

◆店舗情報◆
仲田精肉店
住 所 :茨城県鉾田市鉾田16-1
電 話 :0291-32-2569
営業時間:9:00~19:00
定休日 :木・日曜日
駐車場 :店舗正面と横に駐車スペースあり

地域情報発信局 (鉾田市/大洗町/神栖市/潮来市/美浦村)

茨城県鉾田市在住。全国有数の農業王国である鉾田市と隣接する観光地の大洗町。また、鹿島臨海工業地帯を有する神栖市と霞ヶ浦に面し自然と歴史を感じる潮来市・稲敷郡美浦村。それぞれのグルメ、お出かけスポット、イベント情報をご紹介します。

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