【沖縄市】熱中症を予防!暑さをしのぐための施設「クーリングシェルター」を紹介
今年の夏は全国的に暑く、気温が35度を超える猛暑日となる地点は過去最多となっているようです。
南国のイメージがある沖縄ですが、35度超えの猛暑日は意外にもほとんどありません。2017年以来の7年ぶりに、那覇市で35度を超えたと最近話題になりました。しかし沖縄は湿度が高く、気温が他県より低いとは言え、熱中症の危険性があることには変わりなくありません。
熱中症による健康被害を防ぐため、沖縄市では暑さをしのげる場所として市内各地にクーリングシェルター(指定暑熱避難施設)を指定しています。
クーリングシェルター(指定暑熱避難施設)とは?
「熱中症特別警戒アラート」が環境省から発表された際、熱中症による健康被害を防ぐため市区町村の役所や公共施設等を住民等に開放し、一時的に暑さから避難してもらうものです。基本的に屋内施設で、適当な冷房設備が備わっているのが施設の要件となっています。
避難施設とありますが、自宅などで暑さをしのげる場合は必ず避難しなけばならないものではありません。
熱中症特別警戒アラートは、前日14時頃に都道府県ごとに発表され、環境省熱中症予防情報サイトより確認できます。
▲出典:環境省熱中症予防情報サイト
▲出典:環境省熱中症予防情報サイト
沖縄市内のクーリングシェルターを紹介
現在、沖縄市内の11箇所がクーリングシェルターとして指定されています。(令和6年8月9日現在)
クーリングシェルターの開放期間は、令和6年10月31日(木)までとなっています。
- 沖縄市役所本庁舎地下 1階ラウンジ(仲宗根町26-1):月~金(祝日を除く)8:30~17:15【定員10人】
- 沖縄市上下水道局庁舎 1Fロビー(美里5丁目28-1):月~金(祝日を除く)8:30〜17:15【定員10人】
- 沖縄市戦後文化資料展示館ヒストリート 2F閲覧コーナー(中央2-2-1 タサトビル1F・2F):火~日(祝日を除く)10:00~18:00【定員10人】
- 沖縄市立中央公民館 1Fロビー(八重島1丁目1番1号):月~金(祝日を除く)9:00~17:15【定員2人】
- 沖縄市保健相談センター 1Fロビー(知花6丁目36-17):月~金(祝日を除く)8:30~17:15【定員18人】
- 沖縄市立図書館(中央2丁目28-1 BCコザ1階):火〜金 9:30〜20:00、土・日 9:00〜18:00(祝日を除く)【定員20人】
- 沖縄市老人福祉センターかりゆし園(知花6丁目36-17):月〜金(祝日を除く) 9:00〜17:00【定員10人】
- 沖縄市ITワークプラザ(泡瀬3丁目47-10):月〜金(祝日を除く) 9:00〜17:00【定員5人】
- 沖縄市消防本部(美里5丁目29-1):月〜金(祝日を除く) 9:00〜17:15【定員8人】
- 沖縄市福祉文化プラザ(高原7丁目35-1):月〜金(祝日を除く) 9:00〜17:00【定員10人】
- 沖縄市社会福祉センター(住吉1丁目14-29):月〜金(祝日を除く) 9:00〜17:00【定員5人】
対象となっている施設にはクーリングシェルターであることを周知するポスターが掲示され、冷房設備のある場所に椅子などの座れる場所が準備されているようです。
※クーリングシェルターの情報は変更となることもありますので、最新情報は沖縄市のホームページにてご確認ください。
クーリングシェルター(指定暑熱避難施設)の開放について(沖縄市ホームページ)
クーリングシェルター利用時の注意事項
- 気象条件や設備点検等によって、臨時で閉所(休館)となる場合があります。
- 飲料水は各自で用意してください。
- 温度調節は個別には対応できません。
- 利用に当たっては各施設の指示に従ってください。
暑い日が続いている中、「熱中症特別警戒アラート」が発令され、自宅で暑さをしのぐことが難しい場合にはクーリングシェルターを利用して熱中症を予防してください。体調管理に気をつけながら、夏を楽しみましょう。