愛犬と散歩に行って、外で首輪が外れてしまったら…「おいで」をしっかり教えよう
呼び戻し「おいで・来い」のトレーニングは、愛犬が外で逃げてしまった場合などに大変有効で、命を守ることにもつながるため、ぜひコツコツ教えてあげて下さい。
ただ、すぐに覚えられるような練習でもないので、とにかくコツコツ練習することが大切になります。
呼び戻しの練習のやり方とポイントをお話しします。
コマンドは「おいで」でも「こい」でも「カム」でも何でもOK
ただし
「おいで」は日常的に雑に使ってしまう可能性が高いので気を付けて下さい。ぼくは避けるようにしています。
コマンドを聞いたら必ず戻ってくることを教えるために、コマンドというのは大切に扱う必要があります。一つの大切な言葉を決めておくことをおすすめします。
呼んでも来ないのは、行くと嫌なことが起こるから。
こんな風に考えている犬は多いです。
ハウス・ブラシ・シャンプー・歯磨きなどなど、愛犬が苦手なことをしたいときに呼び戻しを使っているお家も少なくありません。
選んだコマンドが「犬にとっての楽しい気分」になるように。
これまで使っていたコマンドを変えるのも作戦の一つです。
練習は、落ち着いた環境からスタート。
比較的近くにいるときに決めたコマンドをかけて毎回必ずごほうびをあげるようにして下さい。おうちの中で練習を始めるのがいいでしょう。
もし失敗しそうな場合は、失敗を防ぐためにリードを付けておくことをおすすめします。
いきなりドッグランで解き放って、呼び戻しの練習をするのはかなり難しいことだと思います。まずは、成功させることを一番に考えるようにするといいですね。
少し上手になってきたら外に行ってトレーニング
外での練習は、
・リードを必ず持つ。
・少しにぎやかな場所でコマンドを強化する
・公園や河川敷などでロングリードを使ってトレーニングする
(※距離は少しずつ伸ばす)
こういった手順で進めて下さい。リードは離さないようにしてください。
おやつを使うトレーニングをする場合は、おやつを見せて呼び戻すのではなくて、コマンドに従ったときによくほめるのと同時におやつを上げるようにしてください。
呼び戻しを教えるには時間がかかりますが、走って戻ってくる愛犬はとっても可愛く感じます。楽しく練習してみてください。
YouTubeでは動画で実践しながら説明していますので良かったらぜひご覧ください。