気候の良い行楽シーズンの10月、いよいよ三連休がやって来ます！　この三連休は全国的に気候もよさそうな予報が出ているので、一日楽しんで、夜は花火で締めくくる、そんな楽しみ方もおすすめです！

10月12日～14日に開催される花火大会8選をご紹介します。

※掲載情報は記事執筆時点のものです。最新の情報は公式サイト等でご確認ください。

10月12日（土）

よねざわ戦国花火大会（山形）

山形県米沢市の米沢市営野球場を会場に行われる、「秋澄花火」×「戦国」×「エンタメ」をテーマにした花火ショーで、今年が初開催となります。そのテーマは「北の関ヶ原」ともいわれる「慶長出羽合戦」。花火と音楽のコラボに、ドローンショーも加わって、静岡の老舗煙火店イケブンが打ち上げのみならず企画から携わり、新感覚のエンタメショーを披露します！

もちろん花火だけではなく、グルメコーナー「よねざわ肉の陣」、子供どうしでマーケットを体験する「キッズフリマ」、花火師指導のもと花火の製造を体験できる「花火ワークショップ」など、多彩なイベントが目白押し。チケットは大会当日まで販売していますが、売り切れている券種もあります、早めに公式サイトをチェックしてみてください。

鹿嶋市花火大会（茨城）

茨城県南部、鹿島神宮で知られる鹿嶋市で開催される花火大会。北浦湖上に台船を置き打ち上げられるので、湖面へのリフレクションも魅力です。水中花火やスターマインなど、華やかな花火が北浦を彩ります。

有料観覧席はすでに完売していますが、北浦周辺で観覧することは可能です。場所取りは10月11日（金）15時からとなっていますが、鳥居と花火が一緒に見られるようなベストポジションはすぐに埋まってしまうと思われます。花火自体は湖周の広い範囲から良く見えるので、無理せず落ち着いて見られる場所を探してくださいね。

しながわ秋の運河花火まつり（東京）

2024年10月12日（土）・13日（日）の2日間にわたり開催される「しながわ秋の運河花火まつり」。その初日の12日に花火が打ち上げられます。時間は約30分と短めながら、約8000発を打ち上げるため、見ごたえある花火が楽しめます。

日中には、東品川海上公園・天王洲公園の両会場で様々なイベントを開催。ステージパフォーマンスや屋台、各種スポーツ体験など、家族で楽しめるイベントが目白押しです。花火協賛観覧席も設けられていますが、記事執筆時点で残りはあとわずか。当日チケットの販売も予定されていますが、前売券の方がお得です。

九州花火大会（佐賀）

佐賀県唐津市で開催される花火大会。2024年で72回目を数える、歴史ある大会です。例年7月に開催されていましたが、2024年は10月に開催される「SAGA2024（国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会）」に合わせて10月12日に、場所も松浦川右岸唐津大橋南側に移して開催されます。

例年と時期と場所が変わったことで、人の流れや混雑状況も変化すると思われます。余裕をもって向かうことをおすすめします。

やまびこ花火大会（宮崎）

宮崎県の西側、熊本県と県境を接する九州山地内にある西米良村で開催される花火大会。花火の打ち上げ音が周辺の山々に反響し、やまびこのように響き渡ることからこの名前が付けられました。音もさることながら、約5000発の花火を打ち上げ、フィナーレのナイアガラの美しさでも知られています。

地元中学生がデザインした花火が上がったり、花火の間には、地元の語り部が民話を語るなど、郷土の良さの感じられる花火大会です。秋の爽やかな気候の中、緑豊かな西米良村で一日ゆったり過ごしてみては？

10月13日（日）

MAKE A MONOGATARI 2024（福岡）

福岡県直方市で10月12・13日の2日間にわたって行われるイベント「MAKE A MONOGATARI 2024」。森高千里さんや松崎しげるさんが登場する音楽ステージがメインですが、そのフィナーレに花火が上がります。打ち上げ数約9000発の音楽花火で、約500ｍ幅のワイドなスターマインなど、花火の見事さも花火ファンの間で話題に。

10月13日のメインイベントはチケットが必要で、前売券はイベントペイにて10月12日まで販売を行っています。S席・A席のシングルチケットは当日販売も予定されていますが、前売券の方がお得です。

10月14日（月・祝）

君津市民花火大会（千葉）

君津市の山間にあるダム湖・亀山湖を舞台に開催される花火大会。もともとは9月28日開催予定でしたが、天候不良により延期になり、10月14日の開催となりました。尺玉や8号玉などの大玉を中心にした打ち上げで、山に囲まれた立地ならではの反響音の迫力も楽しめます。今年は花火打ち上げ前にドローンショーも予定！

亀山湖はダム湖ならではの複雑な地形で、風光明媚なところ。昼間は湖畔散策をするのも楽しいですよ。また、近くにはSNS映えで話題の「濃溝の滝」もあります。亀山湖からは約7kmと少し距離があるので徒歩では厳しいですが、車やバイクなら立ち寄ってみてはいかがでしょう。

熱海海上花火大会（静岡）

熱海市では年十数回、熱海湾での花火大会を開催しています。打上時間は約20分（夏場は約25分）と短いながらも、周辺の地形から見事な反響音が響くことや、海上でのワイドなスターマイン、海面へのリフレクションと、見どころの多い花火大会です。

10月は14日のほか、19日（土）にも開催予定。定期開催されている花火大会だからこその安定感も魅力です。人気のスターマインや「大空中ナイアガラ」をぜひお楽しみに！　なお、JR熱海駅から徒歩圏内ですが、帰りは駅周辺が混雑するのでご注意ください。

全国的に暖かい予報が出ていますが、夜は予想以上に冷え込むかもしれません。防寒対策はしっかりしていってくださいね。