「運動できる人は意識が高い人」

「忙しくて続かない」

「やらなきゃいけないことは

分かっているけどなかなかできない」

私が理学療法士として

病院や産婦人科で仕事をしているなかで、

産後の女性や入院中の患者さんが

よくおっしゃられることで、

この気持ち、私は本当に

良く分かります。

それでも仕事柄、そして経験的に

患者様や周囲の人に運動を勧めなければ

なりません。そこで最近、自分が

始めてみて「これなら！」と思った

方法を皆さんに紹介します。

運動って、

循環がよくなって心肺機能が強化されて

健康に良いこと以外にもたくさんの

メリットがあります。

たとえば

①姿勢を維持する

②腰痛や膝等体の痛みを予防する

③体重をコントロールする

④精神を安定させる

⑤夜眠れるようになる

など、今思いつくだけでも

これだけの効果があります。

ですが、日常生活的に体を動かす

機会がない人は、「運動」という

タスクはとても負担になります。

しかし、実は「運動」は

おそらく頭にある想像よりもずっとずっと

ハードルが低くていいと思うんです。

たとえば

「テレビのＣＭ中にスクワットする」

「腹筋を１０回だけする」

「５分ＹＯＵＴＵＢＥの運動をする」

これだって、私はまだまだ

高い目標だと思います。私なら

続けられません。（笑）

私は、

「１日１回必ずスクワットする」

「１日１回必ず腕立て伏せをする」

このくらいの目標がちょうどいいと

思うのですがみなさんいかがでしょうか？

というのも、私が日ごろ、口をすっぱくして

患者さんに伝えるのが

「今40分間一生懸命リハビリしても

残りの23時間20分を寝て過ごすくらいなら

40分リハビリを利用して気分転換したり

痛いところがあればマッサージをして

残りの23時間20分を少しでも長く座って

過ごせたほうが全然リハビリになって

ありがたいです」

ということです。

結局はそういうことなんです。

たまにしっかり運動をすることも

もちろん大切だと思いますが、

運動は、習慣です。

調子のいい日に達成できて、

疲れた日にできなくなる

目標では絶対に続けられません。

大きなため息がでるくらい疲れた日にも

「まあ１回ならやるか」と思える

笑えるくらい小さな目標を立てること。

これが１番重要なコツです。

たった１回でいい。1回すれば

「運動している」ということにしていい。

「Hello,How are you?」と聞ければ

「英語を話せる」と言っていいのと

同じです。（だめですか？笑）

ひとつだけ守ってほしいルールは

「必ず毎日続けること。そのために

どんな日でも完遂できる目標を立てること」。

なにかを習慣にするとき

一番重たいのは最初の一歩です。

踏み出してしまえば

「どうせなら１０回やるか」

「ついでに腕立てもやるか」と

時にはおまけがついてきます。

そして１回だけでも「今日もやれた」と

達成感に繋がります。

それが大切なんです。

なので、運動が嫌いで始められない方

だまされたと思って今日から１ヶ月

１日１回スクワットチャレンジ

始めてみませんか？

出来た日にはカレンダーに

大きく〇をつけたらいいです。

そうして少しずつ生活に落とし込んでいけば

運動をすることが習慣になり

１歩がとっても軽くなるはずです。

ちなみに私の６月のリアルな目標は

「一日50文字の言葉を打つ、

足パカを10回する」です。

足パカは一度床に寝そべる必要があるため

ついでの運動に繋がりやすくで好きなのと

10秒くらいで終わるのが楽で良いです。。

50文字もツイッターのツイートの

半分以下で打ち終われます。

まずは、やってみる。

とりあえず、絶対１回。

それが本当に

すごくすごく大きな１歩になります。

一緒に頑張りましょう！

理学療法士ケイシー