前回の話

年末の断捨離で出た不用品を出張買取にお願いすると『押し買い』する悪徳業者だった。消費者センターと相談して買取された商品を返却してもらう約束をすると、明らかに持ってきた量が足りない？！なんと「寄付してないので無理」と言い張るのだった。そのお詫びにと業者が取り出したものは…？

【第17話】

悪徳出張買取業者が買い取ったものを返せない代わりに『お詫び』として取り出したものはなんと『現金一万円』でした！

業者への対応をしてくれていた夫は「不当な買取だったので持っていった品物を全部返して欲しい」と主張し、業者の方は「寄付してもう品物はないので返品は無理です。なのでお詫びにお金を受け取って欲しい」と主張し、どちらも一歩も譲らないままでした。

業者の方は意見を少しも曲げる気はないようでした。

話し合いはこのままでは平行線…夫の心の中で「このお金を受け取れば話し合いが終わるのかな…？」と言う思いがよぎってしまうのでした。

夫とのやり取りでも思いましたが、この業者は『こういうこと』に慣れているのか堂々としていました。うちに出張買取をしに来た日も堂々と「5つ買い取らないと帰れない」と言っていました。

この堂々とした態度がこちらからすると「もしかして出張買取ってそういうものなのかな？」と思い込んでしまったのです。

このような状態になるとこちらは場に慣れていないので断るのはすごく難しくなってきます。できることなら電話の時点でおかしい点に気づいて訪問自体を断ってくれる人が増えると嬉しいです。

出張買取の電話予約で気をつける点はこちらの記事に書いてあります。

【カモられた話・第12話】

続きます。

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