衣類収納アドバイザーが伝える「だいたいOK!」の収納方法
インスタグラムに出てくるような整った収納を見て「自分なこんなふうに整理できない」「ズボラな私には無理!」と自分を責めてしまうことがあります。
本当は綺麗な収納を目指したいけど、日々の家事や育児、仕事に追われて使ったものを綺麗にリセットするところまで手が回らないこともありますよね。
そんな忙しい現代では「だいたいOK!」という軽い気持ちで収納するのもアリなのではないでしょうか。
だいたいOK!な収納テクニック 「畳まない」
毎日洗濯し終わったものを綺麗に畳んで、タンスやクローゼットに片付ける。これが意外と大変で「また明日、まとめてやろう」と思ったまま、毎日が過ぎていくことがあります。
そこで「畳まなくてもOK!」と、畳まない衣類を決めてみるのもおすすめです。筆者は衣類収納アドバイザーですが、すべての衣類を綺麗に畳んで各部屋に片付けにいくことはしていません。
畳まないと決めているのは「下着やインナー」です。洗濯で乾いたインナーや下着は、その日の夜、お風呂から上がったらすぐに使うため、畳まずにかごの中にポンポン入れるだけにしています。
使い終わり空になったカゴは、洗面所の収納スペースに入れています。
すぐに洗わない衣類は「とりあえずカゴ」に入れる
トップスと違ってボトムは毎日洗わないという人も多いのではないでしょうか。そんな「今日は洗わない衣類」は行き場をなくしてリビングで散乱してしまうことがよくあります。
そこでおすすめなのは「とりあえずカゴ」を作っておくこと。椅子の背もたれにかけたり脱ぎっぱなしにしたりしていると、どうしても部屋がごちゃごちゃして見えてしまいます。
ごちゃついた部屋にいると視覚的にも疲れてくるので、今日は洗濯しない「とりあえずカゴ」を作っておいて、一旦そこに入れるようにしましょう。
子供はハンガーに服をかけるのをやめてボックスに変更
子供たちに「脱いだ洋服をちゃんとハンガーにかけて!」と伝えることに疲れることがあります。筆者の子供たちもハンガーに服をかけることが面倒なのか、脱ぎっぱなしになっていることがよくありました。
私は衣類収納アドバイザーや整理収納アドバイザーの勉強をしてきたので「整うことで気持ちよく過ごせる快適さ」を知っていますが、子供たちからすると少し部屋が散らかっていても、そこまで気にしていないようです。
とくに「ハンガーに衣類をかける」という行動はかなり面倒に感じているのだなとわかり、ハンガーからボックスに変更。
最近の学生服はシワになりにくい素材を使われているものも多く、おおまかに畳んでボックスに入れるというだけでも綺麗に片付きます。
100点満点を目指すのではなく、妥協点を見つけて「これくらいならOK!」で部屋を片付けていきましょう。
その他にも、衣類を片付ける方法として「捨てろと言われても捨てられない!服を気持ちよく手放す方法」も書いています。こちらも合わせて読んでいただけると嬉しいです。
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