【東大阪市】ダイナミックな水の舞!石切神社で行われる「御湯神楽神事」を見にいってきました。
東大阪市にある石切神社では、毎年多くの神楽舞が行われる神事があります。その中でも、今回は、ぜひ1度見にいっていただきたい神楽「御湯神楽神事」をご紹介いたします。
今月1日に見にいって来たので、その様子とともにお届けいたします。
「御湯神楽神事」は、毎月1日・15日・22日に行われます。その日の午前中には、月次祭があり、その後12時30から執り行われます。
神前で沸かしたお湯で身を清め、家内安全を祈る神事です。
開始30分ぐらい前になると、神職の方がお水が入った釜に火を付け、お湯を沸かし、神様に奉納するお供え物の準備を始めます。
焚き火による湯沸しを見ていると、これから何かすごいことが始まるのではないかとワクワクさせてくれます。
神事が始まると、まずは宮司さんがお祓い棒を持って、参列者全員にお祓いをしてくださります。その後、龍笛の音が鳴り響き、舞が始まっていきます。
「御湯神楽神事」の舞では、沸かしているお湯にお供え物の塩をまいたり、お米を入れたりと、様々な儀式のようなものを執り行っている感じに見えます。1つ1つの行いが堂々としており、凛とした印象でした。
この神事で特にすごいのが、神笹を持ってお湯を撒く演出です。お水が体の一部として一緒に舞っているかのようです。力強くダイナミックな水撒きが本当に感動します。
全ての舞が終わると、鈴による厄払いをしてくださいます。私はこの時、舞のすごさに感動を隠せず、一礼をするのを忘れていました。なんだかすごいものを見てしまった・・・。そんな気持ちで帰りました。
石切神社で行われる舞は、力強い水の舞に圧倒されます。この神事は、毎月3回執り行われ、どなたでも近くに来て参列することができるので、ぜひ一度体験していただけたらと思います。
石切劔箭神社
【住所】大阪府東大阪市東石切町1丁目1−1
【アクセス】近鉄電車「新石切駅」より徒歩約7分程度
【お問合せ】072-982-3621
【御湯神楽神事】毎月1日・15日・22日 12時30分から45分程度