窓にはカーテン?実はいろいろある「窓にかける物」をインテリアコーディネーターが解説
もしあなたが
窓にはカーテンでしょ?
って思っていたら、非常にもったいない!
自らインテリアを狭くしています!
カーテンが基本ではありますけど、実は「窓にかける物」っていろいろ種類があり、特徴やデザイン性などみんな個性があります。
どんな種類にするかいくつか決め方がある中、「窓の種類」で決めるというのも一つの方法。
そこで窓の種類ごとに、いくつか窓装飾を紹介します。
掃き出し窓は横方向に開閉すると使いやすい!
↑ 例えばベランダに出入りできる掃き出し窓の場合…
↑ 縦に開け閉めするタイプはあまり向いていません。
出入りするたびに全開にしないといけないので、大変ですよね。
↑ カーテンなどの横方向に開け閉めできるタイプだと、出入りがしやすくなります。
↑ 横方向に開くものとしては、バーチカルブラインドもオシャレですね。
掃き出し窓との相性はとてもいいですよ!
腰窓はデザイン重視でいい!
↑ 次は腰窓です。
腰の高さにある窓ですね。
左のように左右に開いたり、前後に開いたり、上下に開いたり、いろいろなタイプがあります。
右のように開かない窓もありますね。
真ん中はスリット窓と呼ばれるタイプで、縦に長い窓です。
こちらは腰窓ではなく、床から縦に長い窓なんかもあり多種多様ですね。
↑ あくまで一つの例ですけど、左からシェードカーテン、ロールスクリーン、プリーツスクリーンという窓装飾を付けています。
シェードカーテンは文字通りカーテンのファブリック素材を、縦に開け閉めできるようにしたもの。
様々な生地で作ることができ、なおかつ「カーテン=横に開く」というイメージが強いので、優しい印象ながらパッと目を惹きます。
真ん中はロールスクリーンです。
ファブリック素材と比べてヒダがないので、とてもスッキリ感が出るのが大きな特徴。
まるで壁のようにシンプルな空間を演出できます。
右のプリーツスクリーンは、和紙のような素材を上下に開け閉めできる窓装飾。
和のテイストを併せ持ち、とても落ち着いた印象の窓装飾です。
ちなみに3種類とも「レースとのセット」ができるタイプがあり、プライバシーを守りつつお部屋側ではインテリアを楽しむことができますよ!
↑ こちらは別の窓装飾。
左はウッドブラインドですね。
木目の温かみがあり、羽が広いのでデザイン性がいいですよね!
対して右は一般的な羽の細いブラインド。
こちらはスッキリ見えるのが魅力です。
逆にやらないほうがいいのが真ん中で、横に短い窓なので、横方向に開くカーテンはあまり見栄えが良くないかなと思います。
高窓は「上下」「スッキリ」がポイント!
↑ 横に長い高窓は、見た目のオシャレさもあり人気ですよね!
左右に開け閉めするタイプはそのたびに移動が発生するので、上下に開け閉めできるタイプが使いやすいと思います。
↑ ロールスクリーンだとスッキリ感が強いので、高窓のスタイリッシュな印象にピッタリ。
↑ ブラインドも上下開閉でスッキリ感があるので、とてもよく似合います。
↑ シェードカーテンは束になる部分がモッサリ感を出すので、あまり似合わないように見えます。
↑ カーテンもいまいちパッとしません。
わざわざカーテンレールを付け、しかも非常に短いのでスマートさがなく見えます。
まとめ
窓装飾は窓に合わせると、とても機能的。
そのうえで色や柄などのデザインを決めると、見た目も使い勝手もいい窓装飾になると思いますよ!
↑ YouTube動画では出窓に関しても紹介しているので、良かったら動画の方もご覧になってくださいね!