着替えが遅い子には共通点があった!たった一言で変わるダラダラ着替えが早くなる方法を現役の保育士が解説
こんにちは!ぽん先生です。
「少しでも楽しく子育てを!」をモットーに、子育てや育児に関する情報の発信を行っている保育士です。
皆さんは子どもの着替えが全然進まなくて困って経験はありませんか?
特に朝の時間は眠くて全く着替えようとしない・・・なんてことも多いのではないでしょうか。
ところが、ある一言を子どもたちに伝えるだけで、着替えは見違えるように早くなるのです。
今回はそんな子どもの着替えが早くなる方法をご紹介していきたいと思います。
ダラダラ着替えはこれで解決!
着替えるのが遅い子の共通点とはなんでしょうか。
それは、床に座って着替えようとすることです。
そんな時は「立って着替えようね」「床にお尻をつけないで着替えるよ」などと立って着替えるように声をかけてみてください。
そのたった一言で子どもの着替えるスピードは段違いに早くなります。
なぜ床に座ると着替えが遅くなってしまうのでしょうか?
それは単純に一息ついてぼーっとできてしまうからです。
すると手が動かなくなってしまい、結果的に着替えが進まなくなってしまうのですね。
しかし、立ったままだと一息つくことが難しいため、ぼーっとすることなく次にやるべき動作へ自然と目が向きやすいのです。
保育園で子どもたちの着替える様子を見ると分かりますが、立って着替える子と座って着替える子とでは実際に着替え終わるまでの早さが全く違います。
そのため、着替えが進まないと感じた時はまず立って着替えるように声をかけてみましょう。
着替え以外の場面でも!
この方法は着替え以外の場面でも使うことができます。
特に靴を座らないで履けるようになると、知人の自宅にお邪魔したり病院でスリッパに履き替えるような場面がスムーズになるだけでなく、座り込まないのでスペースを取らずに着脱できるようになるでしょう。
そのため、出先で靴や靴下を脱ぎ履きする場面で活用するとより大きなメリットが感じられるかもしれません。
しかし、その子の年齢や発達によっては難しいこともあると思います。
特に座らないで靴を履き替えるのは早くても3〜4歳くらいでないと難しいでしょう。
そういった時には、床に座らないでやる方法を具体的に教えたり、実際に履いて見せたりすることも私たち大人にできる大切な関わりです。
「座らないよ」と声をかけることも大切ですが、座らないでできるように援助してあげるという子どもへの配慮も忘れないようにしてくださいね。
いかがでしょうか?
ダラダラする姿をみるとつい叱りたくなってしまうものですが、それで雰囲気が悪くなってしまうのは避けたいもの。
良かったら試してみていただけたらと思います。
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