【神戸市東灘区】阪神住吉駅高架下の名物店。大衆食堂「かどや」12月末で閉店へ。耐震工事立退きの為
阪神電車の高架下耐震工事が進んで、数年前より御影~住吉間の高架下にあるお店の閉店が目立つようになりました。赤い看板が目印の大衆食堂「かどや」さんも、2024年末で閉店されることが決まったようです。
大衆食堂「かどや」さん閉店へ
ガラスケースに入ったお惣菜を選ぶという、今ではあまり見かけなくなった昭和感満載のお店。
訪れた日は、定休日だったようで、何か閉店をお知らせする貼り紙がないか周辺の確認したのですが見つけることはできませんでした。
メディアでもたびたび紹介されたことのある有名店! お名残り惜しい方は、ぜひ年内中にお店へどうぞ!
大衆食堂かどや
神戸市東灘区住吉宮町5丁目6−13
阪神住吉駅周辺
そのまま高架下を住吉方面に向かって歩くと、阪神住吉駅に行くまでの間に防音シートがかぶせられて、警備員さんが立っている一角がありました。
どうやら、この凹んでいるところが、2025年末に完了を予定されている、住吉駅に新設される改札口とエレベーターが出来る場所のようです。
ちなみに、2023年7月に発表された阪神住吉駅<工事計画図>によると変更点は3カ所。
・改札口の新設(増設)
・エレベーターの新設(新設改札口の構内)
・多機能トイレの新設(新設改札口の構内)
住吉駅の駅舎は、1929年(昭和4年)に高架駅となった当時がそのまま残っている状態だそうです。
工事予定の中には、駅舎の改修工事は含まれていませんでした。ちなみに、完成は2025年度末頃となっています。
阪神御影駅~住吉駅高架下付近
大衆食堂かどやさんから御影駅方向の現状はというと…。
鳴尾御影線沿いあったパチンコ屋さんの解体が終わり更地になって広いスペースが出現しています。
歴史がある地域だけに阪神御影駅から住吉駅の高架下には、飲食の店舗だけでなく、工場や住居などさまざま…。耐震補強が終了した後は、この辺りの風景は一変しそうですね。