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揚げ物で使う「バッター液」とは?|料理人が「メリット」と「作り方」をご紹介!

こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!

皆さん、「揚げ物」は好きですか?

「コロッケ」や「とんかつ」などのパン粉を使った揚げ物って、サクサクとして美味しいですよね。でも、1つだけ難点があります。

それは…「衣をつける手間がかかること」です。

小麦粉をまぶして、卵液にくぐらせて、パン粉をつける。揚げ物の美味しさのためには必要なステップですが、少し面倒に感じる方も多いのではないでしょうか?

『確かに…そうだわ!』と共感して頂けた方は最後までお付き合いください!

今回の目次

  1. バッター液とは?
  2. バッター液のメリット
  3. バッター液の作り方
  4. まとめ

バッター液とは?

1〜2人前ならそれほど大変ではないかもしれませんが、家族や友人が集まるときなど、大人数分の揚げ物を準備するとなると、一気に手間が増えますよね。さらに、衣をつける作業は手が汚れやすく、片付けも少し面倒です。

そんなときに便利なのが、「バッター液」です!

レシピをよく見る方なら、きっと1度は「バッター液」という言葉を目にしたことがあるのではないでしょうか?初めて聞いた方は、『え?バッタ?あの虫のこと?』と、戸惑うかもしれませんが、残念ながら違います。

バッター液とは…小麦粉と卵液を一緒に混ぜ合わせたものです!

バッター液のメリット

バッター液を使用することで得られるメリットは、主に3つあります。

まず、「調理時間の短縮」です。通常、揚げ物の衣付けでは、小麦粉をまぶし、溶き卵にくぐらせてからパン粉をつける手間がありますが、バッター液を使うと、小麦粉と溶き卵の工程を一度で済ませられます。

次に、「パン粉が均一に付く」点です。バッター液は溶き卵よりも具材にしっかり絡むため、パン粉がムラなく付着します。その結果、仕上がりがきれいになり、見た目も美味しそうになります。

最後に、「衣がはがれにくくなる」ことです。バッター液は粘度があるため、具材にしっかりと絡みつきます。

まとめるとこんな感じです↓

調理時間の短縮

パン粉が均一に付く

衣がはがれにくくなる

中でも、やはり「調理時間の短縮」は最大の魅力です。

バッター液をわかりやすく例えるなら、「リンスインシャンプー」のようなものです。

バッター液の作り方

バッター液の紹介とメリットだけで終わるのは、ぱぷちゃん流ではありません!もちろん、今から「バッター液の作り方もご紹介します。

【材料】

・薄力粉:大さじ3

・溶き卵(Mサイズ):1個

・水:大さじ1.5

【手順】

・ボウルに薄力粉、溶き卵、水をすべて入れ、混ぜます。

・ダマにならないようにしっかりと混ぜ合わせ、なめらかになれば完成です。

混ぜる際に「泡立て器」があればスムーズですが、もしなければ「フォーク」でも代用できます。しっかりとダマがなくなるまで混ぜ合わせることがポイントです。

まとめ

  • バッター液とは、小麦粉と卵液の手間を一つにまとめる便利アイテム。
  • 揚げ物の衣が均一に付き、見た目もきれいに仕上がる。
  • 衣がしっかりと具材に密着し、揚げた後もはがれにくい。
  • ダマにならないよう、しっかりと混ぜることが大切。

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