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【宮城県 東松島市】人気パン屋さん「白石屋」の春野草「よもぎあんぱん」

Molly Chibaフリーランスライター(東松島市・宮城郡・塩竈市)

先に少しだけ東松島市・松島町以外の地域についてのお話。
宮城県登米市豊里町に、店舗ではなく'パン工場'を拠点として焼きたてのパンを委託販売している「白石屋(しらいしや)」という人気ブランドがある。同ブランドは、特定の店舗を持たないというユニークな取り組みを行なってきたが、ついに2023年4月(予定)に初の'店舗'が豊里町内にお披露目予定だという。

2017年創設の白石屋の人気パンだが、購入するには本拠地豊里町のパン工場、JR陸前豊里駅内、登米市東和町の道の駅三滝堂(三陸自動車道 三滝堂IC)の登米市内3箇所、そしてなんと東松島市内の「Harappa(はらっぱ)」でも購入可能なのだ。
唯一の東松島市、なんと有り難いこと!さあ、そうとわかれば早速登米市で人気のパンを食べてみたいと、腕まくりをして購入。いくつか購入した中から、特に春の季節を感じられるパンをご紹介していこう!

▲ 落ち着いた緑色の姿をした「よもぎあんぱん」パッケージの外からでも春らしい雰囲気を漂わせている
▲ 落ち着いた緑色の姿をした「よもぎあんぱん」パッケージの外からでも春らしい雰囲気を漂わせている

ご紹介するのは、1/2斤サイズの「よもぎあんぱん」。幅と高さが15センチ程の、手のひらサイズだ。パンを持ち上げた時に、ふ〜っと指がパンの奥へと沈むほどの柔らかさ!
(皆さんも持ち帰る際には、ぺちゃんこにならぬようにお気をつけください)

▲ パン切り包丁で切ろうとすると、その柔らかさゆえに「ふるふる」と揺れるため難しい!
▲ パン切り包丁で切ろうとすると、その柔らかさゆえに「ふるふる」と揺れるため難しい!

ふっくらと沈むような柔らかさは、焼き上がった生地の綺麗な気泡をみると納得!
購入した当日はそのまま焼かずに食べたほうが、その食感を感じられるのでおすすめ。よもぎ独特の野草らしい爽やかな香りも、しっかりと楽しめるパンなので、できれば香りの強い紅茶などよりも、珈琲の方が相性が良いと感じた筆者(お好みでどうぞ)。
小倉餡(粒あん)の甘さは、パン自体の良いアクセントとなっていて、よもぎのビター(ちょっとの苦味)な味わいには必要な存在だ。

▲ 登米市豊里町「白石屋」の「よもぎあんぱん」
▲ 登米市豊里町「白石屋」の「よもぎあんぱん」

よもぎの優しい緑色に黄金色の焼き目がとても美しい「よもぎあんぱん」
登米市までちょっと距離があるので、東松島市内の販売店で気軽に購入できるのは、やっぱり嬉しいこと♪ パンが好きだという方には、ぜひ食べてみて欲しい。
よもぎあんぱんで感じる春の季節は、いいものだぞ。

商品名:よもぎあんぱん
製造元:白石屋(しらいし や)
製造元住所:宮城県登米市豊里町小口前26
※上記住所は同ブランドの工場所在地です。
※2023年4月(予定)に開設される新店舗は製造元の公式インスタグラムでご確認下さい。
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販売店舗:Harappa(はらっぱ)
※記載店舗は東松島市内のみの販売店です。
※'火・木・土曜日のみ販売'ですのでご注意下さい。

フリーランスライター(東松島市・宮城郡・塩竈市)

Molly Chiba|日本出身|2022年2月からフリーランスのライターとして独立。日本と英国を拠点に活動中。日本国内の地域ニュースやコラムのほかに、日・英のサッカーに関するコラムを『Football Tribe Japan』に執筆中。2024年8月の「地域クリエイターMVA(Most Valuable Article)」を受賞。珈琲と自然と動物が好きです。

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