【一宮・尾西】入場料無料です。春の素晴らしい日本庭園と尾西歴史資料館に行ってきました。
こんにちは!地域情報ライターのにったようこです。
旧尾西市には、尾西歴史民俗資料館があり、隣接する敷地に旧林家住宅という江戸時代の町家の様子を今に伝える建物があります。
この建物は、明治時代、濃尾地震で崩壊した起宿脇本陣跡に建造されました。そして日本庭園が見事です。
これから春を迎え趣のある庭園が楽しめると思います。
旧林家住宅
江戸時代の起宿や昭和初期頃の織物産地の貴重な資料が展示してありました。
建物のつくりが庭を囲んでいていろんな方向からの景色が味わえます。格子をはめた雰囲気ある造りの外観にレトロなガラス戸のある内装がとてもいい感じです。庭もなかなか見事なので外からまわってお庭の散策を是非どうぞ。
落ち着きのある広く立派な建物に美しい庭園が備わっていて見ごたえがあります。とても綺麗に手入れされていて、眺め・雰囲気が良いです。
美しい緑の絨毯のような苔
博物館には宿場町として発展した歴史が展示
江戸時代の美濃路と起宿、昭和初期頃の宿場町として発展した歴史が展示されています。
現在の本町通りの風景
木曽川を活用し物流の拠点
物流の拠点旧尾西地域は、木曽川を活用し物流の拠点として栄え、その後織物の町に発展していきました。そんな、旧尾西市の歴史について展示しています。
起宿の町並み町と木曽川が共存している様子がジオラマで俯瞰的に展示されています。
濃尾地震
1891年《明治24年》にマグニチュード8.0の大地震が発生しました。一宮市西部の地域は甚大な被害を被ったそうです。昔から日本は大きな地震に見舞われながら復興を繰り返し現在に至っています。様々な経験を活かし災害に備えて向き合っていく必要があると思います。
江戸時代の起宿や昭和初期頃の織物産地の貴重な資料等が展示してあります。
一宮の地域の様々な生活様式や一宮の繊維の歴史の事などが展示されているのでじっくりと学べる博物館です。入場無料なので春の美しい日本庭園を眺めながらお出かけしてみてくださいね。
2023年3月25日のイベントのお知らせ
『お姫様の遊び』と日本画の技法を学ぶ~貝合わせ~
令和5年3月25日(土曜日)
(1)午前10時~12時
(2)午後2時~4時
内容
お姫様の遊び道具「貝合わせ」を通じて、江戸時代の文化を体感するとともに、ハマグリの殻に描くことを通じて、日本画家から日本画の描き方を学びます。「貝合わせという遊び」
講師:加藤啓子さん(徳川美術館)「日本画を描く」講師:日本画家 野澤朋恵さん
詳細はコチラ
施設概要
尾西歴史民俗資料館
住所 愛知県一宮市起字下町211
電話 0586-62-9711
開館時間 午前9時~午後5時
(本館への入館・旧林家住宅の見学は午後4時30分まで)
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