【鹿児島市】まち歩きの達人が集めたマニアックなコレクションを展示する企画展、開催中!
どうも、僕です◯
今回は、鹿児島市で開催されている企画展「東川隆太郎の鹿児島採集録」のご紹介をします。
東川隆太郎さんは、鹿児島の地理や文化などに超絶詳しい方。
NHKのブラタモリの鹿児島回に登場もされており、鹿児島でも指折りの「まち歩きの達人」として知られています。
そんな東川さんが開催する企画展。
気になりますね。
会場は鹿児島市加治屋町にあるgallery HINGEさん。
海鮮が人気のぶえんもゆかりさんの横から階段をあがっていきます。
年季の入った建物の階段を登ると、レトロな雰囲気を感じる部屋があります。
こちらで企画展がかいさいされています。
開催されている部屋に入ると、初日ということもあり東川隆太郎さんがいらっしゃいました。
どのタイミングでいらっしゃるかは謎ですが、在廊中にいるのがおすすめです。
前置きが長くなりましたが、このイベントで紹介されているものたちを少しご紹介していきましょう。
まずは東川隆太郎が「ジーパン」と呼んでいる、鹿児島ローカルのパン屋さんの袋。
中身は食べているのでありません。
学校給食を提供しているパン工場などがこのようなパンを県内各地で販売している、販売していたそうです。
こちらは鹿児島県内の飲食店やホテルなどで食事をする際に手元へやってくる割り箸などが入った箸袋。
有名店からマニアックなお店までバラエティに富んでいます。
目にしたことはあるけども、持ち帰ってここまでコレクションされているのも驚きです。
そして、床には東川さんが鹿児島県内で集めた石を展示しています。
これだけ集まると、ただの石ころたちが「鹿児島を構成する要素」に見えてきて、僕の中にある鹿児島魂的なものが沸々と温度をあげてきます。
不思議。
市町村の観光パンフレットなんてのもあります。
平成の大合併で単独の名称としてはなくなった市町村のパンフレットも多数。
自分の地元のパンフレットを手にとって見るのもよいでしょう。
学生時代から鹿児島を歩き回ってきた東川さんの即席を記したノートなども展示されています。
いつ、どこに、誰と行って、交通費や食費などにいくらつかったなどが詳細に書かれています。
さすがブラタモリに出るほどの鹿児島通は違うなと思いました。
よくこんなに集めましたねと聞くと「鹿児島が好きでね」と語る東川さん。
一見、パンの袋ひとつ、箸袋1枚、石ころ1個だけだと、取るに足らない存在、家に置いておいても無駄なものばかり。
しかし、そのひとつひとつにストーリーがあり、存在意義があります。
そしてそれがまとまると、鹿児島という場所が見えてくるような気もしてきます。
ここまで鹿児島愛に満ち溢れている展示もなかなか見られないでしょう。
これが郷土愛であるのか、鹿児島愛であるのか。
皆さんの目で、確かめに行ってみてください。
そいじゃあまた!
【イベント情報】
東川隆太郎の鹿児島採集録
開催期間:9月1日〜4日/9月8日〜11日
時間:11時〜18時
場所:gallery HINGE(鹿児島市加治屋町1−7山崎ビル207)
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