自動販売機で販売している冷凍餃子の製造工程を、見学させてもらってきました。あゆ姫です。とっても綺麗に焼ける美味しい冷凍餃子を紹介します。

今回訪問したのは、川尻駅近くに今年の4月にOPENした無人販売所(自動販売機)
『餃子屋にこ熊本工場直売所』

旧三号線の川尻駅入口がある交差点から、川尻駅の方ではなく、反対に曲がるとすぐ左側！

新市街パーキング前にある『餃子屋にこ』というお店の、工場兼直売所として営業中。

直売所の中には自動販売機が設置されており、餃子屋にこの冷凍餃子を購入することができます。

『とろける餃子』
3種類(各種20個入り1200円)

• 焼き餃子(プレーン)
• 大葉餃子
• チーズ餃子

今回は特別に、併設されている作業場(工場)に入れていただき、餃子屋にこの生餃子が完成していく様子を見学してきました。

『餃子屋にこ』の餃子に使われている材料は、全て国産。

餡は、柔らかくとろみがあるのが特徴です。

旨味を最大限に生かしたお肉と甘みたっぷりの野菜に、パンチの効いた味付けがされています。

このこだわりの餡を、オリジナルの皮で包みます。

皮にもこだわりがあり、製麵所にお願いして、餡にバッチリあうものを特注で作ってもらっているとのこと。

最上位ランクの小麦粉が、使われているそうですよ！

活躍しているのは、餃子を包む機械。

皮をセットすると、適量の餡を絞り出し、綺麗に形を整えてくれます。

どんどん綺麗な餃子が完成し、送り出されて行く…

私は、こういう光景を眺めるのが好きで、延々と見ていられます(笑)

この後、人の手で丁寧に箱詰めし完成です。

この工場ができる前は、１つ１つ手包みで作っていたそうですが、やはり人間の手では、餡の量や形にバラつきがあり、何よりたくさんの餃子を作ることができず、大変だったとのこと。

現在は、この画期的な機械の導入で、均等な餡が包まれた綺麗な餃子が短時間で作れるようになり、1度に3000個も作っているそうですよ。

今回は、出来立たばかりの生餃子を、綺麗に焼くコツを説明しながら、社長自ら焼いてくれました。
※通常、直売所では食べることができません。

冷凍餃子を購入した際に、箱に説明がありますが、この箱に書ききれなかった細かい部分まで、しっかり伝授してもらったので、皆様にもシェアします。

火をつける前に、フライパンに多めの油を入れ餃子を並べる。

並べてから、火をつけるのがポイントです。

火加減は、中火と弱火の間くらい。
この火の強さは、最後まで変えない！
※箱には、約５ミリと書かれています。

最初に、しっかりと焼き色をつける。

熱めのお湯を入れ、フタをして蒸し焼き。
沸騰していなくても良いけど、熱い方が良いそうです。

3・４分蒸し焼きにして、水分が白く濁りブクブクと泡だってきたらフタを開け、水分が残っていないか確認。ここ大事！

最近のフライパンは、高性能のものが多く、水分が飛びにくいことがあります。

水分が残っていたら、キッチンペーパーなどで水分を綺麗に拭きとってください。

このひと手間が、綺麗に仕上がる明暗を分けるポイントです！

残りの水分を、しっかり飛ばしたら火を止める。

フライパンの上から皿をかぶせ、フライパンごとひっくり返したら、綺麗な餃子の出来上がり。

『餃子屋にこ』の冷凍餃子には、ゴマ味噌ダレと餃子のタレ、2種類のタレが付属されています。

餃子に、ゴマ味噌ダレって珍しいですね。

焼きたてを早速いただいたんですが、外はカリっと焼けていて、中の餡は『とろける餃子』という商品名の通り、とろけるような優しい柔らかさでジューシー♪

うまい！

思わず「あの～ビールください！」と、言いそうになりました(笑)

餃子も美味しかったのですが、このゴマ味噌ダレと餃子の相性の良さにもびっくり！

このタレも、オリジナルの調合で作っているそうです。

今回は、貴重な見学をさせていただき感謝です。

さて、ここからが問題。
3種類の餃子が、我が家にやってきた。

実は私、とにかく餃子を焼くことが下手。

“誰でも簡単に焼ける”とか“失敗しない”を謳っている餃子を、過去に何度も失敗してきたタイプなんです。

今回も社長が「うちのは、誰でも綺麗に焼ける餃子です」と言われたんですが、「それでも、私は失敗するのよ」と内心は、思っておりました(笑)

でも、餃子パーティーを決行！

社長に聞いたポイントを、しっかりと押さえながら、焼いてみる。

キッチンペーパーで、水分を綺麗に拭きとると…

お？何か良い感じ？

フライパンごとひっくり返すのは、失敗率が高い私にとって緊張の瞬間。

わお！ホントに綺麗に焼けた！

見ていた周りから、珍しくお褒めの言葉が飛んできましたが、焼いた本人(私)が1番興奮。

少し焼き色にムラはありますが、私にとっては上出来です！

チーズは、ほんのりとチーズ感がありプレーンと比べると濃厚な味わい。

大葉は、爽やかな大葉の香りが広がりあっさり。

それぞれに違った美味しさがあり、楽しい餃子パーティーとなりました。

ポイントを押さえれば、餃子を焼くことが苦手な人も綺麗に焼くことができます。

美味しい冷凍餃子を買いに行ってみませんか。

『餃子屋にこ』の餃子は、川尻の直売所だけではなく、浜線バイパス沿いと菊陽バイパス沿いにあるパチンコ店『モナコパレス浜線店』と『モナコパレス菊陽店』の外にも自動販売機が設置されています。

また、新市街の店舗では餃子だけではなく、中華メニューなども食べられるとのこと。
炒飯が人気らしい！これは気になる♪

新市街の店舗では、現在ひとり1500円以上の会計で、とろける餃子を1箱プレゼントという大盤振る舞いの企画も実施中。

グループ全員でも毎日来店でも、もらえるとのことです。

これは店舗で、焼き立ての餃子とビールを食べて、餃子のプレゼントをもらって帰りたいですね！

この企画、いつまで続けるかは未定とのことなので、気になった方はお早めに！

今回私が訪問した工場直売所の外壁には、教室の絵がデザインされています。

この教室の中には、複数の猫ちゃんが隠れていますよ♪

餃子を買いに行った際には、ぜひ猫のイラストも探してみてください。

撮影協力：餃子屋にこ熊本工場直売所 様