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高級旅館より湯の質が高い!「源泉かけ流しの温泉銭湯」5選(近畿編)

高橋一喜温泉ライター/編集者

都市部に湧く「銭湯」だからといって侮ってはいけない。湯量が多くなく、日常的に多数の人が利用する温泉銭湯では湯の質は二の次になりがちだ。

しかし、近年では湯の質にこだわりをもち、源泉かけ流しの湯船を提供している温泉銭湯も多い。なかには高級旅館や歴史ある温泉地の宿よりも源泉の個性が感じられる温泉施設も少なくない。

そこで今回は「湯の質が高い温泉銭湯」を近畿エリアに絞って5カ所紹介したい。

つかしん天然温泉・湯の華廊 (兵庫県尼崎市)

尼崎市のショッピングセンターの敷地にあるスーパー銭湯。30人ほど入れそうな大きな露天岩風呂には、黄金色の濁り湯が掛け流しにされている。見た目は有馬温泉ほどではないが、濃厚さを感じる茶褐色だ。新鮮な湯を独占できる壺湯の湯船もある。ショッピングセンターに併設されている湯の質としては全国的に見ても群を抜いており、近所に住んでいる人が羨ましく感じるほどだ。

〒661-0001 兵庫県尼崎市塚口本町4丁目8-12
Tel:06-6423-4426
営業時間:10:00~24:00
料金:900円
HP:湯の華廊(外部リンク)

宝乃湯温泉(兵庫県宝塚市)

「名湯宝乃湯」は、兵庫県宝塚市の市街地にあるスーパー銭湯。キレイな外観やバラエティあふれる湯船が並ぶ浴室は、スーパー銭湯そのものであるが、温泉は凄まじいほどの個性派。黄金色の濁り湯は海水以上に濃い塩化物強塩泉で塩辛い。源泉の質は、同じような泉質である名湯・有馬温泉に勝るとも劣らない。

〒665-0874 兵庫県宝塚市中筋3丁目3番1号
Tel:0797-82-1126
営業時間:10:00~24:00
料金:900円(会員)
HP:名湯宝乃湯(外部リンク)

湊山温泉(兵庫県神戸市)

神戸市にある日帰り温泉施設。市街地にあるが、平清盛も湯治したといわれるほど長い歴史をもつ。黄褐色の透明湯は27度の源泉を加温したもので、100%源泉かけ流しにされている。加温せずにそのままかけ流した湯船があるのも温泉ファンにはうれしい。朝5時から営業しているので、休日や出勤前に朝風呂に入れば、すっきりとした気分で一日をスタートできそうだ。

〒652-0012 兵庫県神戸市兵庫区湊山町26−1
Tel:078-521-5839
営業時間:5:00~23:30
料金:800円
HP:湊山温泉(外部リンク)

灘温泉・水道筋店(兵庫県神戸市)

神戸市灘区の商店街の一角にある温泉銭湯。外観はよくある街の銭湯だが、100%掛け流しにされている源泉風呂がすばらしい。鉄分と炭酸味を感じる約35度のぬる湯は、ひんやりと心地よく、あっという間に体中が細かな炭酸ガスで覆われる。源泉が新鮮である証拠だ。時間を忘れてゆっくり浸かりたくなる「ぬる湯の名泉」である。

〒657-0831 兵庫県神戸市灘区水道筋1丁目26番地
Tel:078-861-4535
営業時間:5:00~24:00
料金:450円
HP:水道筋店(外部リンク)

蔵前温泉・さらさのゆ(大阪府堺市)

堺市北区にあるスーパー銭湯。市街地にありながら約52度の源泉が毎分720リットルも湧出している。黄色をおびた透明湯はよく温まる塩化物泉。露天の岩風呂にかけ流しにされており、温泉の個性も感じられる。岩盤浴や座敷、食事処など施設も充実しているので家族連れでも利用しやすい。

〒591-8004 大阪府堺市北区蔵前町1-3-5
Tel:072-252-1533
営業時間:9:00~26:00
料金:850円
HP:さらさのゆ(外部リンク)

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温泉ライター/編集者

温泉好きが高じて、会社を辞めて日本一周3016湯をめぐる旅を敢行。これまで入浴した温泉は3900超。ぬる湯とモール泉をこよなく愛する。気軽なひとり温泉旅(ソロ温泉)と温泉地でのワーケーションを好む。著書に『日本一周3016湯』『絶景温泉100』(幻冬舎)、『ソロ温泉』(インプレス)などがある。『マツコの知らない世界』(紅葉温泉の世界)のほか、『有吉ゼミ』『ヒルナンデス!』『マツコ&有吉かりそめ天国』『スーパーJチャンネル』『ミヤネ屋』などメディア出演多数。2021年に東京から札幌に移住。

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