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【松山市】あなたはどこでどの連を見る? 2023年8月10日〜12日松山野球拳おどりが開催されます。

藤井さこ地域ニュースサイト号外NETライター(松山市)

松山の夏を彩る松山野球拳おどりが、2023年8月10日から3日間、4年ぶりに通常開催されることになりました!

野球拳おどりとは

「野球するなら こういう具合にしやしゃんせ ランナーになったら エッサッサーアウト セーフ ヨヨイノヨイ」

野球拳おどりのルールは「野球拳のフレーズを使って踊る」のみ。脱いだりはしませんよ! 

野球拳おどりの歴史

四国には、徳島の「阿波おどり」、高知の「よさこい鳴子おどり」など全国的に有名なおどりがたくさんあります。香川の「高松おどり」がお目見えし、松山市も名物のおどりをつくろう! としたのが「松山おどり」誕生の経緯だそう。松山市制百周年の記念の年、第24回(平成元年)には、新しい踊りとして「野球サンバ」が登場しました。野球サンバには野球拳の踊りを振りに取り入れないといけない決まりがあります。

最近の野球拳おどり

新型コロナの影響で、オンラインでの開催や日程を短縮しての実施が続いていました。2021年までは「松山まつり」という名称でしたが、2022年より「松山野球拳おどり」と名称変更しています。松山まつりは1966年にスタートしましたが、その後、踊り以外の主要イベントがなくなったため名称から内容がイメージしにくいなどの理由により名称変更に至っています。野球拳おどりや野球サンバの踊り手は年々増加し、衣装の絢爛さ、アイデアも加熱傾向。曲も従来の野球拳の曲調から、民謡調、ロック調、サンバ、そして独自のアレンジ曲などが登場しています。各参加チームによって独創的な踊りが楽しめる祭りに進化しています。

会場のひとつ、千舟町通り
会場のひとつ、千舟町通り

野球拳おどりの楽しみ方

松山野球拳おどりは、企業内で作る「企業連」、任意の団体からなる「団体連」、こども達の「ちるど連」といった多種多様なチームが、野球をイメージするような魅力的な衣装で参加します。PR車や音響車などを利用し、松山市内4箇所の会場を順に演舞を披露しながら進行します。アーケードの中で行われる「大街道会場」、千舟町通りに規制をかけて行われる「千舟町会場(2箇所)」、松山城をバックにステージが準備された「堀之内会場」で行われます。

会場のひとつ、堀之内
会場のひとつ、堀之内

2023年のスケジュールは、1日目は企業連の野球拳おどり、2日目は野球サンバも含む団体連、3日目は団体連の野球拳おどりと表彰式となっています。自分のお気に入り、見たい連を決めるのもいいですね。街と一体化して、ワイワイ賑やかな野球拳おどりが見たい方は「大街道会場」、「千舟町会場」、真剣なおどりが見たい方は審査が行われる「堀之内会場」に行ってみてはどうでしょうか。大街道では大音量の音楽がアーケード内に響きます。千舟町は歩行者天国になり、車道で踊り子たちが踊ります。堀之内は特設ステージがあり、スポットライトが当たり盛り上がります。会場ごとに雰囲気が変わるのも見どころです。待ちに待った通常開催の野球拳おどり、松山市民全体で盛り上がりましょう。

【イベント情報】

松山野球拳おどり

公式HP

地域ニュースサイト号外NETライター(松山市)

2013年に、広島県福山市から愛媛県松山市へ嫁いできました。他県出身者から見た松山市の魅力を発信したい!と思い、号外NET中予のタウンクライヤーとして活動しています。

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