選手の間近で撮影可能!?生まれ変わった男子ツアーを観戦して感じた事【カシオワールドオープン2023】
【男子ゴルフ・カシオワールドオープン】
最終日トップタイで出た鍋谷太一選手が14アンダーに伸ばし、ツアー初優勝を果たした。
また12アンダーの4位でフィニッシュした中島啓太選手が、最終戦を残して初の賞金王に確定した。
筆者は第1日目に数年ぶりに男子ツアーの観戦に訪れたのだが、そこで男子ツアーの変貌ぶりに非常に驚きを感じた。
ここでは筆者が特に変わったと感じた3つの点について紹介したい。
ポイント1
まず初めに感じたのは、選手との距離が非常に近いということだ。
今大会ではホストプロの石川遼選手の要望もあり、例年よりもさらにロープを選手に近づけて設置していたそうだ。
また無音アプリに限り選手のプレーを撮影することも許可されており、選手のすぐ間近でプレーを撮影することができた。
※参考動画(AKI GOLF -アキゴルフ-)ホストプロ石川遼選手のティーショット
男子プロのスイングを目の前で見ることは、シングルプレイヤーの筆者にとっても非常に勉強になる経験であった。
ポイント2
続いて感じたのはイベントなどの催し物が非常に多いということだ。
クラブの試打会やプロによるスイング診断・ジュニアレッスン会・ツアー仕様のグリーン体験会場・グッズ販売会場・フードコーナーなど、試合観戦以外にも多くの楽しめるイベントが開催されていた。
フードコーナーの食事も地元の名産を使用しているものなどもあり、ビールと共に青空の下で食べる昼食はこの上なく美味しく感じた。
ただプロの試合を見るだけではなく、まさに総合体験型のレジャーとしての意味合いを持つようなツアー会場となっていた。
ポイント3
今回最も筆者が感じたのは、若手選手の実力の高さだ。
賞金王を確定させた中島啓太選手を筆頭に、若手プロの実力の高さには朝の練習場から非常に驚きを感じた。
例えばドラコン計測ホールでは河本力選手が打ち上げを考慮すると350ヤード近くドライバーを飛ばしていたりなど、若手選手のショットの飛距離と精度のレベルの高さは数年前のツアーとは比べ物にならないであろう。
今後もますます若いプロゴルファーの躍進を予感させられる現地観戦となった。
※参考動画(AKI GOLF -アキゴルフ-)315Y先にクリークがあるためドライバーを抑える蟬川泰果選手
まとめ
日本では男子ツアーよりも女子ツアーの人気が圧倒的に高いのが現状だ。
アマチュアゴルファーにとっては女子プロゴルファーの飛距離の方が参考にしやすかったり、容姿端麗な女子選手が多いのもその要因だろう。
しかし男子ツアーには男子選手にしかない魅力も多い。今まで男子ツアーの観戦に訪れたことがない人には、ぜひ一度会場に足を運んでみることをお勧めしたい。
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