17日は梅雨前線が北陸～東北南部あたりまで北上し、新潟・山形・秋田を中心に激しい雷雨になりそうです。
前線の南側では晴れ間の出るところもありますが、湿った空気が残るため関東などでも夕方を中心に天気急変のおそれが。
梅雨前線の位置としては関東～九州で梅雨明けしてもおかしくないところまで来ていますが、このさきも暑さと雷雨の両方に注意が必要な地域が多くなりそうです。

晴れ間あっても雷雨のおそれ…天気急変に注意

17日は北陸と東北では朝から断続的に雨、そして午後は夕方を中心に関東甲信や東海、そして西日本の一部でも雨が降るところがあり、積乱雲が発達して雷を伴うところが多いでしょう。
安定して晴れる北海道を含め、30度以上の蒸し暑さになるところが多いため、熱中症対策も必要です。
九州や四国は雨が降る範囲が比較的狭いため、梅雨明けの可能性もありますが、たとえ狭い範囲でも危険な降り方になる場合は梅雨明けの発表は見送られそうです。

今年は「ゆっくり梅雨明け」？関東甲信は夏の土用に「高温に関する情報」も

このさき関東以西は広い範囲で晴れマークが並んでいますが、18日（木）以降もところどころで雷雨が発生しやすい状況は変わらず、梅雨明けの判断がかなり難しくなるかもしれません。
梅雨前線自体はこのさきも東北～北陸付近に位置する予想ですが、見た目通りの「梅雨明け」の状態になるまで時間がかかり、実質としては来週にかけて「ゆっくり梅雨明け」していくことになりそうです。

一方で、今年2024年の夏の土用は7月19日からですが、その土用に入るタイミングで関東甲信ではかなりの高温が予想されていて、気象庁から「高温に関する情報」が出ています。

そろそろ南の海上では熱帯低気圧が発生・発達しやすい環境も整ってきていて、いつ台風にまで成長してもおかしくないところまで来ているので、いつも以上に気象情報をこまめに確認したほうが良さそうです。

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