『ザ・ノンフィクション』クズ芸人で大反響のガッポリ建設・小堀の人物像、有吉弘行に「出演NG」の過去も #専門家のまとめ
1月5日放送のドキュメンタリー番組『ザ・ノンフィクション』(フジテレビ系)が大きな反響を集めている。
同回ではお笑いコンビのガッポリ建設の小堀敏夫(57歳)に密着。嘘と遅刻が常習の小堀は、ヒモになるために結婚相談所に加入するが会費未払いで退会。そのあともラーメン店を開くために相方に土下座して100万円を借りるが、修行先のラーメン店で初っ端から遅刻して話はナシに。続いて出家すると言い出し、2日目に逃亡。
どうしようもないクズっぷりを披露した小堀。当記事ではそんな彼の人物像などをあらためてまとめてみる。
ココがポイント
エキスパートの補足・見解
探れば探るほど、興味深いエピソードが出てくる小堀。ただ『ザ・ノンフィクション』を見ていると、誰もが小堀のクズっぷりに手を焼きながらも、見放しづらさがあるようにも感じられる。
ガッポリ建設の相方・室田稔も、「ラーメン店をやりたい」というので渋々100万円を貸したのに、次に自分のもとへ来たときには「自分のダメさに呆れた。出家する」という風に言い出し、しかも「上杉謙信や武田信玄だって出家した」とよく分からない理屈を並べたことから、我慢できずに“愛の鉄拳”を下してしまう。室田は一度は小堀を追い払う。ただ、丸刈りにして戻ってきた彼を見て、室田は笑いが止まらなくなる。
そもそも番組内では、神妙な表情で謝罪する小堀の姿が何度も映し出される。しかし彼は次の瞬間「さっきの謝罪はなんだったのか」という裏切りなどを働く。そういった場面の数々を見て、不覚にも「これが本当のお笑い芸人というものなのかも」と妙に納得がいってしまった。
「クズすぎて逆に笑えてくる」「こういう人がいるのだから、人生なんとでもなるかもしれない」。かつての芸人の印象がそうだったように、「小堀のお笑い」には見る者にそのように思わせる側面もある。