【札幌市中央区】与那国島と礼文島のコラボ泡盛「波声」が、3月3~5日、「札幌わしたショップ」で販売!
昨夜は「第23回 北海道泡盛の夕べ」に参加し、いろいろな泡盛を飲んできました。7つの蔵元が会場にいらしていて、泡盛を注いでもらいながら、いろいろお話も聞けました。その中で気になった泡盛が「波声」。北海道とのつながりでできた泡盛で、その誕生秘話もステキ、そして味も気に入りました!
北海道泡盛の夕べ
北海道民に泡盛、そして沖縄の文化を紹介する「北海道泡盛の夕べ」。泡盛大使が中心となって盛り上げているこの会は、今回は23回目。
コロナ禍で、3年間開催されませんでしたが、昨夜はいつもの立食ではなく、着席スタイルで開催されました。
会場の両端には23の酒造所の泡盛が並べられていました。そのうち8つの蔵元の作り手がテーブルにいらしていて、好みの泡盛を勧めてくださいました。
こちらの60度の花酒もとても美味しかったです!
崎元酒造所
この「与那国」が美味しかったので、その酒造所の別な泡盛をいただきに行った際に、とても気になった泡盛がありました。
それがこちら! ラベルに「礼文島」という文字を発見!
その場でちらっと聞いた話では、日本最西端の与那国島と日本最北端の礼文島のコラボ商品だとか。
黒いボトルも白いボトルも両方とも飲みましたが、どちらも本当に美味しい。
いただいたリーフレットを読むと、この「波声(はごえ)」ができた由来が書かれていました。
読んでいると、さらに興味深くなり、ほかにも頂いたほかのチラシを見ると、3月3~5日は「札幌わしたショップ」で販売するとのこと。チャーンス!
ちなみに、「崎元酒造所」は、与那国島にある一番古い酒造所で、1927年に創業。泡盛600年の歴史を伝承する昔ながらの古式地釜蒸留機を使用し、少人数で伝統的な手造り製法で造り続けているのだそうです。
ゲットしてきました!
と、いうことで、今日は「札幌わしたショップ」に行き、昨日説明してくださった6代目見習の崎元俊壱さんにもう少しお話を聞かせていただきました。
「与那国町」と「礼文町」は1990年の小学生同士の交流を契機に、2019年11月に産業や教育、文化など幅広い分野で交流する友好協定を締結しています。
礼文島の柳谷裕司さんが、昔は飲料水などとして島民の生活に根づいていた湧き水の活用を考案。2020年1月に礼文町有志と「島の自慢づくりプロジェクト」を発足させました。
湧き水を使う商品として、花酒(60度の原酒)に割り水(度数を調整するために加える水)として泡盛に仕上げてもらう依頼を、崎元酒造所が快諾。
それで完成したのが「波声」なのです。
商品ができた時の地元新聞社の記事があるので、詳細はこちらをご覧ください。
ちなみに商品名の「波声」は、かつて礼文島で盛んだったニシン漁で漁師たちの音頭取りの掛け声。島の荒々しい波をイメージして命名され、両島の交流と繁栄の願いが込められています。
当時は限定品でしたが、現在は年間3000本製造しています。そして、「波声」1本につき100円が崎元酒造所から礼文島の「島の自慢づくりプロジェクト」へ贈られるという。本当にステキなコラボですね。
とにかくすごく離れている両島。与那国島はもうちょっと行ったら台湾なのですね。
せっかくなので、夕食は「波声」を飲みながら、北海道と沖縄をイメージしたおつまみにしてみました。
せっかくなので、5日まで蔵元が店頭に居る「札幌わしたショップ」で、「波声」ほかいろいろある「崎元酒造所」の泡盛をゲットしませんか?
<札幌わしたショップ>
*住所:札幌市中央区大通西2-1オーロラタウン内
*TEL:011-208-1667
*営業時間:10:00~20:00
*定休日:年始、年2回の不定休(2月、8月)
<崎元酒造所>
*住所:沖縄県与那国町字与那国2329番地
*TEL:0980-87-2417
*公式ホームページはこちら。
*公式インスタグラムはこちら。