【朝ランニングvs夜ランニング】キーワードは体温!
|走るならどっち?
ダイエットしたい、マラソン完走を目指すなど走るにはそれぞれ目標を持つ方が多いでしょう。ならば効率よく走りたいもの、走るタイミング「朝ラン」「夜ラン」で効果は変わるのか?
|体温は日内変化する
こんなに毎日体温を測ることはなかった、今や習慣化した体温計測、朝と夕方では体温は変化します。理想の日内変化は、起床時が一番低く、夕方がピーク、概ね0.5~1度と言われます。従って、朝は体温を徐々に上げなくてはいけません。逆に夜は体温も上がり動きやすい状態です。
|朝ランで脂肪燃焼
朝は体温が一番低いので、体温を徐々に上げる必要があります。その効果的方法は起床時に水分を摂ることです(寝室に飲み物を置いておきましょう)。これで代謝が上がりやすくなります。続いていきなり身体を動かすのではなく寝ながらストレッチなどをし、徐々に身体を動かします。そして朝は体内の糖質が少ない為、中性脂肪を活用しやすく、運動強度は身体が温まっていないのでウォーキングやジョギング程度の運動で脂肪燃焼を促しましょう。
|夜ランはより活動的に走れる
夜は朝と違い、体温が上がっている状態です。体温的にも身体の準備も整っていますし、一日活動していたので、身体は動かしやすい状態です。従って長く走ることも速く走ることも可能な状態です。強度を上げるランニングであれば「夜ラン」がお勧めです。
体温だけ見ても、朝ランは強度の低いジョギングがお勧め、夜は強度の高いランニングがお勧めです。その他にも朝は習慣化しやすい、夜は仲間と走れるなど、それぞれ効果がありますし、勿論デメリットもあります。改めてそれぞれのメリットとデメリットを次回以降紹介します。
Written by マラソン完走請負人/牧野仁です
有限会社スポーツネットワークサービス代表取締役。初心者向け走り方教室「Japanマラソンクラブ」を立ち上げ、様々な方々に走るまでの準備やケガを防ぐ走しり方などを指導。走ることを軸に、旅行(旅RUNの名付け親)や食、健康、美など提供しています。ジョギングインストラクター資格認定講座も開催。
著書;楽して走ろうフルマラソン(ランナーズ)。フルマラソンスタートBOOK(エイ出版)。目からウロコのフルマラソン完走新常識(実業之日本社)など多数。
テレビ;「ラン×スマ(NHK BS)」「ソレダメ(テレビ東京)」など出演。
「相棒」「警視庁・捜査一課長」などランニング監修。
雑誌;Tarzan(マガジンハウス)ランニングスタイル(エイ出版)MONOQLO(晋遊舎)など、監修
YouTubeチャンネル:ビギナーランニングマガジン / 完走請負人牧野.