冬らしい天気が多くなってきましたね。寒くなってくると、ほっこりころころとした暖かみのあるものを食べたくなりませんか？

先日栗平で開催されたマーケットにかわいいマカロンなどを販売しているお店があったので立ち寄ってみました。お菓子屋さん、という雰囲気ですが、お店の名前は「橘菓子製作」。地域の食材を使用したマカロンというフレーズが気になります。

地域食材を利用したお菓子作り

オーナーは目伯洋輔さん。平成生まれの多摩ニュータウン育ち、洋菓子の経験を積みに海外で７年滞在されていました。スイスやフランスでの滞在をしている中で、訪問者目線で作られ地域の特色を活かした独自のまちづくりを行う街並みに影響を受けたそうです。そして、そこでの経験を基に現在はシェアキッチンを利用し、苺や和栗、甘夏や柚子等の地域食材を利用したパフェやマカロン、ドリンク等を作られています。お話を伺うと、12月15日、16日、17日に麻生区の黒川クリスマスマーケットにも出店されるとのことでした。

栗平のL.D.K.ではワークショップを開催

お店は和泉多摩川駅の近くですが、川崎市でも活躍されています。マルシェなどでのイベント出店だけではなく、小田急多摩線栗平駅にあるカフェ＆スペースL.D.K.さんではワークショップを開催し、多摩地区で採れる杏のソースを使用して参加者のみなさまと一緒にパフェを作りをすることも。ワークショップに参加された方からは「地域で採れる果物が持つ本来の酸味や甘味をデザートとして味わい素材の美味しさを再発見できた」と感想をいただいたそうです。

黒川クリスマスマーケット

今年の冬は黒川クリスマスマーケットに初挑戦！里山が持つ豊富な地域資源を活かし、協力して進めていくまちづくりを行うきっかけになれたらと思われたため、今回のイベント主催のTURNERDINERさんと共に企画されています。12月15日（金）から17日（日）の3日間、クリスマスをテーマに香辛料や雑貨、焼き菓子やクリスマスリースなどを用意されます。

橘菓子製作さんでは、黒川や麻生区で活動する農家さんが育てた果物のホットワイン、マカロン、焼き菓子の販売をします。イベント初日には数量限定でミニパフェを提供予定なので、気になる方は早めにおでかけくださいね。