【川崎市中原区】地域に愛されたお蕎麦屋さんが閉店 最終日に鴨せいろをいただいてきました
こんばんは!
昨日、無事に舞台が終幕しました、俳優のAshです。
一夜明けて、かなり腑抜けていますww
でも、お腹は空くんです。そんな今日、10月末日で終わってしまうお店に滑り込むことができました。
武蔵中原のお蕎麦屋さん「やぶみ」
それはこちら。
富士通川崎工場の敷地の北東の角にほどちかい、お蕎麦屋さん「やぶみ」さんです。
藤棚が綺麗に整備されていて、藤の季節には道ゆく人の目も楽しませていましたね。
私はこのお店に行こうとするたびに定休日で、なかなか訪れることができずにいました。
そうこうするうちに…
10月末日で閉店
10月末日で閉店するというニュースが入ってきて(涙)、これは公演中だしもう行けないかな、と半分あきらめていましたが…
本日(末日)が月曜日だったおかげでなんとか最終日に滑り込むことができました。
暦に感謝!!
常連さんイチオシの鴨せいろ
本日はだいぶ冷え込んできていましたので、迷わずこちらを注文!
鴨せいろ!
あれば必ず頼んでしまう好きなメニューですが、常連さんの友人も「鴨せいろがオススメ」と言っていました。
最終日ということで、たくさんのお客様で賑わっており、お蕎麦を打ち直していたのか、ちょっと待ちましたが、20分ほどで提供されました。
二段になったせいろが素敵!!
ちょっと青みがかって、つるんとした喉越しのお蕎麦です。
鴨もねぎもたくさん入ったおつゆ。
鴨の油がしっかりとつゆの熱さを閉じ込めてくれるので、冷たいお蕎麦を入れてもなかなかおつゆが冷めないんですよね。この時期、ほんとありがたい食べ物です♪
惜しまれながら
立地的に駅からのアクセスもそれほど良くないところで長年営業してきたやぶみさんは、地域の人たちに愛されて続いているお店でした。
お母さんにお話をおうかがいすると「年もとったしね、少し早めに休ませもらおうかと思ってるんですよ」と笑顔でおっしゃっていました。
「今どき、こういうお店は少なくなってるでしょ。大工さんが丁寧に作ってくれてね、みなさんにも、もっとやってほしいって言われるんですけど…」
短い滞在時間でしたが、ほんとうに居心地がよくて。
地域のみなさんに愛されるお店ってこういうお店だよね、と改めて思いました。
私がいる間にも、常連のお客様がひっきりなしに訪れ「よかった、来られたよ」「最後はやっぱりカツ重セットかな、大盛りで」なんてお母さんとやりとりしていました。
長い間、地域のお蕎麦屋さんとして愛されたやぶみさん。ありがとうございました。
わたしももっと早くくることができたら、と後悔していますが、それでも最後にやぶみさんの鴨せいろをいただくことができて、本当によかったです!
お疲れ様でした!
やぶみ(2022年10月31日閉店)
住所:川崎市中原区上小田中6-50-1