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【荒川区】元教員のバリスタが店主の「あきの珈琲」。昭和の風情が残る三河島で淹れる人の心を繋ぐ珈琲。

ChiMa地域ニュースサイト号外NETライター(東京都荒川区)

JR三河島駅周辺は昭和の雰囲気が色濃く残る地域です。昭和の看板建築も多くあり、近年ではレトロ好きな若者も訪れます。2024年8月14日(水)、美しく保たれた看板建築の住宅をリノベーションした「あきの珈琲」がグランドオープンしました。

昭和の看板建築の美しさが随所に見られる建物です。現在まで美しく保たれているのに感動します。

「あきの珈琲」の近くには、この辺りは地元住民なら知っているでだろう銭湯の雲翠泉、蕎麦屋の尾張屋があります。どちらも昔懐かしい風情で、昭和にタイムスリップした気持ちになります。

雲翠泉
雲翠泉

尾張屋
尾張屋

さあ、「あきの珈琲」に入ってみましょう。そこには美しい空間がありました。席はベンチ席のみ。隣合わせ見知らぬ人と、自然に会話ができてしまうのは下町の特徴でしょうか。

こちらがメニューです。そして、「あきの珈琲」の珈琲は濃いめです。昔ながらの淹れ方だそうです。

残暑がまだ厳しい日でした。冷たいカフェラテとアフォガートを注文しました。

こちらはアフォガードです。アイスクリームにかけられたエスプレッソ。エスプレッソの苦味とアイスクリームの甘さが混じりあい、大人向けのスイーツです。

芸術的なマーブルが見れるカフェラテ。マーブルが融合する様子をうっとりと眺めます。

棚には高級なコーヒーカップが並びます。ホットコーヒーを注文した際には、好みのカップに淹れて提供してくれるそうですよ。もう少し秋めいたら、ホットコーヒーを飲みに来たいですね。

「あきの珈琲」の特徴は時を過ごし、人と交流する場所でもあります。棚には無料で借りれる本があります。難しい本、お洒落な本、絵本。様々な年代の人に楽しんでもらいたいという店主の気持ちが伝わります。

棚にはレコードもあります。聴きたい方は店主にお願いすれば、聴くことができますよ。

筆者がいる間にも、テイクアウトする人、ちょっと立ち寄った人などがいて、「あきの珈琲」が早くも地元に馴染んでいるのを感じました。そこには人々の笑顔がありました。

営業スケジュールはインスタグラムで発信しています。店主によると、今後は地域のお店と協力してマルシェなどを企画したいそうです。「あきの珈琲」は街の人々を繋ぐ場所です。あなたも「あきの珈琲」で、美味しい珈琲とともに心和む一時を過ごしませんか。
「あきの珈琲」インスタグラム

【店舗情報】
「あきの珈琲」
住所 東京都荒川区東日暮里3-17-1
営業日時はインスタグラムをご覧ください。

地域ニュースサイト号外NETライター(東京都荒川区)

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