【美容師監修】市販のおすすめ白髪染めヘアカラーを選ぶポイントを紹介します
染めても染めても気になってくる白髪は、なるべく自宅で手軽にケアしたいですよね。
でも種類がたくさんあって「どれが自分に合うのかわからない」という人も多いのではないでしょうか。
そこで、この記事では市販の白髪染めヘアカラーの中から、自分にピッタリの商品を選ぶポイントを解説します。
白髪染め選びに悩んでいる人は、ぜひ参考にしてくださいね。
白髪染めヘアカラーのおすすめの選び方!
年代に合わせたおすすめのカラーや、生活スタイルで使いやすいものを選ぶのもポイント!
今の悩みに合った白髪染めを選んで、キレイな髪色を手に入れましょう!
①種類で選ぶ
白髪染めの種類で選ぶ方法です。
種類ごとのおすすめな人はこちら!
白髪染め(酸化染毛剤):しっかりと染めたい、頭皮が強い
ヘアマニュキア:髪を傷めずに少ない回数で染めたい、肌荒れしやすい
ヘナ(草木染め):天然由来の成分で染めたい、髪にハリコシを与えたい、肌荒れしやすい
白髪染めカラートリートメント:自然に染めたい、ダメージ補修したい
白髪染めシャンプー:使うたび自然に染めたい、セルフ白髪染め初心者
白髪隠し:出先など必要な時にだけ使いたい、部分白髪に使いたい
肌荒れしにくく1回でキレイに染めたい人は白髪染め(酸化染毛剤)がおすすめ。
放置時間が長く手間もかかりますが、何度も染める必要がないのは楽ですよね。
ダメージが気になる人は白髪染めトリートメントやシャンプーなどがおすすめ!
また、ジアミンが配合されている酸化染毛剤では肌荒れしてしまうという人は、肌荒れしにくいヘアマニキュア・ヘナも検討されてみてください。
お出かけ前など、見つけた白髪をすぐに対処したい人は白髪隠しを1本持っておくと安心です。
どれか1種類だけではなく、髪の状態や普段の生活スタイルに合わせて組み合わせる方法も試してみてくださいね。
②テクスチャで選ぶ(クリームタイプ・泡タイプ)
白髪染めのテクスチャも注目すべきポイント!
テクスチャの違いで塗りやすさと染まり具合が変わってくるため、自分が使いやすいと感じるほうを選びましょう。
クリームタイプの特徴がこちら。
- 1回でしっかり染める力が強い
- 狙ったところだけを部分的に染められる
- ムラになりやすい
- 白髪の量が多いと時間がかかる
- 見えにくい頭頂部や後頭部が塗布しづらい
クリームタイプは、基本的にはコームなどを使って塗布するのがおすすめです。
部分染めには向きますが、全体に塗りたいときは塗布に時間がかかってしまいます。
全体の白髪を染めたい場合は、泡タイプで全体を染めてから気になる部分だけにクリームタイプを使用しましょう。
泡タイプの特徴はこちらです!
- ムラになりにくい
- 白髪の量が多くても全体を時短で染められる
- 見えにくい頭頂部や後頭部も均一に染められる
- 泡状に薄まっているため染める力が弱い
- 商品によっては1回使い切りタイプのものもある
まるでシャンプーのように髪全体にもみ込むだけで白髪染めができる泡タイプ。
使い勝手はいいですが、クリームタイプより染まりが弱いところがデメリット。
泡タイプの白髪染めで全体をムラなく染めて、必要に合わせて部分的にクリームタイプと組み合わせるのがおすすめです。
③カラーで選ぶ
カラーで白髪染めを選ぶのもおすすめの方法です!
せっかく白髪をキレイに染めたのに、なりたいイメージと違ったり年齢に合わない印象だとショックですよね…。
美容師目線でおすすめのカラーをご紹介していきます。
50代はアッシュカラーがおすすめ
「白髪の割合が増えてきた」「白髪を明るくぼかすように染めたい」という方にはアッシュカラーがおすすめです!
アッシュカラーなら抜け感が出せるので、重たい印象にもならないのがおすすめのポイント。
地毛が黒髪の方はアッシュグレー、茶髪の方はアッシュベージュが人気です。
40代はピンクブラウンがおすすめ
上品な色味のピンクブラウンは、40代女性におすすめのカラーです。
ピンクブラウンのような暖色系は、ツヤのある髪に見せる効果・黒髪よりも髪を膨張させて見せる効果があるので、髪のパサつきやボリュームダウンが気になるという方におすすめ。
特に明るめのピンクブラウンは、白髪が馴染みやすいので目立ちにくくなります!
可愛さと上品さをバランスよく持ちたい方は、ピンクブラウンを試してみてくださいね。
赤毛が気になるひとはナチュラルブラックがおすすめ
色落ちするときに赤くなる方は、ナチュラルブラックを選ぶのがおすすめです!
明るいブラウン系で染めると、褪色した時に赤っぽくなってしまうことも…。
カラーが明るくなればなるほど赤の色素が増えていくため、明るい色に染めると褪色が赤っぽくなりやすいんです。
赤みの少ないナチュラルブラックを選ぶことで、赤く褪色することを防げるのでぜひ試してみてくださいね。
④敏感肌の人はジアミンフリーを選ぶ
肌が荒れやすい方は、ジアミン不使用の商品を選ぶようにしましょう!
市販でよく見かける白髪染めは「ジアミン」という成分を含んでいます。
ジアミンのおかげで1回でしっかり染まりますが、頭皮にアレルギー反応が出る方も少なくありません。
特に成分表に"パラフェニレンジアミン"や"硫酸トルエン2,5-ジアミン"などが入っているものは使わないように注意しましょう。
ジアミンフリーの白髪染めアイテムはこちら!
- 白髪染めトリートメント
- 白髪染めシャンプー
- ヘアマニュキア
- ヘナカラー
敏感肌の方は、上記の商品を選ぶのがおすすめです。
⑤明るさで選ぶ
明るさで選ぶのも重要なポイント!
白髪染めには濃いめのブラウンが配合されることが多く、ブラウンの量によって染まり具合が変わります。
ブラウンが多いと暗く濃い色に、少ないと明るく薄い色になりますが、白髪染めでは明るい色にすることには限界があります。
明るさで選ぶ際には自分の髪色や白髪の量を考慮して、目的に合ったカラー剤を選びましょう。
なりたい仕上がりによってポイントは様々!ポイントを押さえて自分にピッタリの白髪染めを選びましょう
使い心地やカラーなど、白髪染めを選ぶポイントは様々です。
ライフスタイルや年代に合わせて、自分に合った白髪染めを選びましょう!
「どの白髪染めを選べばいいかわからない」「どの色を選べばいいか迷っている」という人は、ぜひこの記事を参考に選んでみてくださいね。