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【発達障害グレー】泣いて嫌がる習い事をさせる意味とは? 小6長男の現在、将棋と科学に落ち着きました

星河ばよイラストレーター・ブロガー

長男は発達障害グレーゾーンで特別支援級(以下、支援級)に在籍しています。

お子さんの習い事、何をしていますか? 楽しんで通っていたら羨ましい限りです。

現在、わが家の習い事は

  • 将棋教室(月に2回)
  • 科学の教室(月に1〜2回程度)

の2つをしています(あと通信教育もしていますが、ここでは含まないでおきます)。次男も同じ。

泣いて嫌がる習い事をやらせる意味

幼い頃は子ども向け学習塾やスイミングクラブに通わせていましたが、長男は3年ほど続けたあたりで徐々に行きしぶりするように。

振り替え(別の日に行くこと)をしたりして対応しましたが、私は当時フルタイム勤務の合間を縫うように連れて行っていたし、決して安くない月謝代も払っていたので長男が泣いて嫌がる様子には毎度困り果ててしまいました。

送迎のたびに長男は嫌がり、泣く。
私は次第にイライラが募っていきました。

でもやがて思い始めました。「本人が泣いて嫌がる習い事をやらせて、どんな意味があるんだろう」と。
「ここで習い事をやめさせたら何事も続かない人間になる」と言う夫を説得し、思い切って学習塾もスイミングもやめることにしました。

すると長男も私も、気持ちが楽になりました。ホッ。

市の将棋教室、私は気に入っているけれど

その後コロナ禍になってしまったのもあり、習い事を探さすにいましたが、長男たっての希望で将棋教室を習い始めることに。子どもは、自分の好きなものは自分で見つけてくるんだなと思いました。

将棋教室は市による教室のため料金が良心的でした。長男は最初のうちキラキラした目で通っていて、親として送迎する甲斐を感じました。

が、やがてまた行きしぶりをするように。理由は人が多いから落ち着かない、とのことでした。
教室へ入ってもしばらくすると疲れた様子で出てきます。20分ほど本を読んで一休みし、また教室へ戻る(繰り返し)

ですが料金が安いのでさほど気になりません。おかげで怒らなくてすんでいます(笑)。
何より、将棋教室の先生が理解があり、優しい。先生のおかげで続けられています。長男も行きしぶりはするけれど、将棋が嫌いになったわけじゃないと言うので、できたら続けてほしいなと思っています。

行きしぶりする長男に、先生の優しいお言葉
行きしぶりする長男に、先生の優しいお言葉

科学の教室は当選次第

もう1つの習い事は科学の教室。具体的にはプログラミングやロボット、自然観察、工作など本当にさまざま。子どもの興味ある内容ばかりなのはさすがといったところ。

科学館主催の教室のため申込者は多数、たいてい抽選になります。科学館のウェブサイトで長男たちに好きなものを選ばせ、当たればラッキー!の感覚で申し込んでいます。1回の参加費は一人1000〜1500円程度。

地域のロボット教室やプログラミング教室も検討したこともありましたが、毎週の習い事だと長男が窮屈に感じることがあり、今のスタイルが私たちにちょうどいいです。

普段学校で(登校しぶりや欠席はしたりしますが)頑張っているので、習い事は無理なくぼちぼちいけたらと思っています。

イラストレーター・ブロガー

中1の長男と小4次男がいます。 長男は発達障害グレーゾーン。この春から中学生になりました。 小学校に引き続き、特別支援級(以下、支援級)に在籍しています。

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