今話題のオランダ原産コーイケル犬!国の至る所で見ることができる理由とは?
最近話題になっているオランダ原産の犬種Kooikerhondje。(コーイケルホンチェ)有名選手の愛犬ということで、今この犬種に注目が集まっています。
オランダ絵画が好きな方で、オランダの美術館に行ったことがある人なら、一度は見たことがあると言ってもいいほどコーイケルはオランダ絵画に描かれています。
有名な画家だと日本人にも人気なフェルメール、ヤン・ステーンなどの作品にも描かれています。
オランダの美術館の一つ、マウリッツハウスのWebサイトには動物を扱った絵画の紹介があり、そこでもたくさんのkooikerhondjeが見れるようになっています。
オランダの歴史家ピーター・ホーフトは著書「オランダの歴史」の中で、オラニエ公ウィリアム王子が軍のテントで就寝中襲撃にあい、愛犬がそれを知らせ助かったとされてます。この愛犬がkooikerhondjeではないかと言われているのですね。
また街中によくあるオラニエ公の銅像の足元には、この命を救った相棒ポンペイも一緒にいることがあります。
パグやビーグル説もあるようですが、コーイケルという考えの方が多いようです。
オラニエ公が暗殺された後、まったく食事をとらず三日後に亡くなったとされるポンペイ。デルフトの街でオラニエ公と共に埋葬されています。
もしオランダへ行かれ、興味のある方は至る所で見ることができるコーイケルを探してみてはいかがでしょうか?