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【東大阪市】待ちに待った開花!黄色い小さなお花が江戸のお庭を引き立てます。

岡田智則webライター(東大阪市)

今回は「鴻池新田」の話題です。「鴻池新田」に植えられている木綿は、毎年7月中旬ごろに黄色い綺麗な花を咲かせますが、今年は例年より開花が遅れていました。その棉の花がようやく開花したとのことで、様子を見に行って来ました。

鴻池新田入り口
鴻池新田入り口

「鴻池新田」では、新田会所が開発された当時、地元で盛んに行われていた棉の栽培を知ってもらうため、40株程の河内木綿を育てています。木綿の畑は、「本屋」を抜けたところにあります。

木綿の花
木綿の花

木綿の花
木綿の花

木綿の花
木綿の花

畑に行ってみると、ポツポツと黄色いお花が咲いていました。今年は、成長度合いも遅く、もう開花しないのではと心配していましたが、ようやくお花が咲きましたね。すごく嬉しいです。
少し紫色がかかった黄色い小さなお花は、ほっこりとした気分にさせてくれます。

木綿の花
木綿の花

木綿の花
木綿の花

じっくり観察してみると、つぼみの部分があり、もう少し多くのお花が咲きそうな雰囲気があります。しばらくは、楽しむことができそうですね。
この植物は10月ごろになると、実がはじけて白い綿が吹き出します。

庭園
庭園

「鴻池新田」は江戸時代に作られた会所やお庭の様子が歴史建造物として残っています。特にお庭は、たくさんの植物や池によって作られる空間が本当に素晴らしく、優雅に過ごすことができます。
棉の花の見学に来られた際は、ぜひ一緒に歴史建造物も楽しんでいただけたらと思います。

鴻池新田

【住所】東大阪市鴻池元町2-30
【アクセス】JR東西線【鴻池新田駅】より南東に徒歩5分
【観覧時間】午前9時30分~午後5時(閉館30分前までにご入場ください)
【休館日】月曜日、祝日の翌日(土・日曜をのぞく) 12月29日〜1月3日
【拝観料】大人300円 中学生以下無料
【お問合せ】06-6745-6409

webライター(東大阪市)

大学院修了後、音楽を用いた地域活性化事業に取り組む。ブログ運営を通して、主に関西地域の魅力を発信している。

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