神風に吹かれて“指値オペ”&トランプ・バブルの行方etc=日銀“空包射撃”、戦艦大和は温存か」
(第326号・2016年11月21日発行)
──────────────────────────────────
_/_/ 目次 _/_/
・トピックス………………… 「神風に吹かれて“指値オペ”」
「トランプ・バブルの行方」
「雑記」
・ポイント…………………… 「日銀“空包射撃”、戦艦大和は温存か」
■ トピックス ━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
<神風に吹かれて“指値オペ”>
トランプ米次期大統領の経済政策への期待で金融市場が活気付き、一挙にネタが増えてうれしい悲鳴という状況だが、単発のメルマガでは消化しきれない。ここでは、BOJウォッチの観点から最も優先順位の高いものとして、まずは金利上昇に対する日銀の「指値オペ」を俯瞰的に解説したい。
日銀の詳細な戦術分析はポイント解説で取り上げるが、「指値オペ」を金融経済情勢の変化で位置づけると、トランプ氏がもたらすインフレ期待という「神風が吹いた」(日銀幹部)中で実行された。本質的に金利上昇を抑えるオペは、日銀にとってはうれしい誤算といったところだ。
この記事は有料です。
週刊 本石町日記のバックナンバーをお申し込みください。
週刊 本石町日記のバックナンバー 2016年11月
税込550円(記事5本)
2016年11月号の有料記事一覧
※すでに購入済みの方はログインしてください。