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【横浜市】横浜の街並みを一望できる雑居ビル屋上の純ネパール料理「ルーフトップビアガーデンヨコハマ」

いちみ地域ライター(横浜市)

誰かに連れて行ってもらわないと入りにくいお店ってありますよね。今回紹介するのは横浜駅のそばにあるネパール料理専門店。インネパ(インド・ネパール料理)ではなく、ガチネパール料理です。筆者もリピートしていますが、おいしくてはまりますよ!

ルーフトップビアガーデンヨコハマ

横浜駅相鉄線改札出口より繁華街を抜けて徒歩7〜8分。岡野の交差点を渡った先にある古い雑居ビルの屋上にある「ルーフトップビアガーデンヨコハマ」。赤い三角のネパール国旗が目印です。

知らないと入ることはないであろう古い雑居ビルの4階にあります。エレベーターはないので、がんばって階段であがるとそこは異世界。ビアガーデンと名乗っていますが、通年営業の「ネパール料理」のお店です。

ルーフトップテラスを予約して行ったので、4階のお店で声をかけてから屋上へ。数回訪問していますが、人気の屋上はいつも混んでいるので予約がおすすめです。

夜景がきれいなルーフトップテラス

横浜駅からみなとみらいの夜景が望め、風が抜けて心地のよい最高のロケーション。ネパールの方々の憩いの場で、訪問した日も”日本人は私たちだけ”という超穴なお店。

横浜にいながら、カトマンズ通りの地元レストランの雰囲気が楽しめます。

種類豊富なメニュー

メニュー数が多いので一部紹介
メニュー数が多いので一部紹介

高地から深い谷までさまざまな料理が融合したネパール料理。ルーフトップテラスで提供されるのは、ネワリ料理とカタリ料理を組み合わせたエキゾチックな料理。

日本人好みに寄せたわけでないそうですが、舌に馴染むものが多いです。

メニューは日本語で写真付き。お店の方は日本語堪能で親切なので、どんなお料理なのかを聞きながら注文するのも楽しい。優しい味付け、程よい辛さから激辛まで、好みに合わせた料理を提供してもらえます。

ネパール郷土料理を堪能

左下は「マトンチョイラ」。チョイラは焼いた肉をスパイスでマリネしたネパール料理。マトン(山羊肉)は日本では馴染みがありませんが、ネパールで愛されている肉なのでメニューがたくさんあります。

辛いものがお好きなら食べてもらいたのが「グンドルックアチャール」(写真左)。

グンドルックはネパール発祥の発酵葉物野菜料理です。乾燥野菜をもどした和え物で、ピリ辛で病みつきに。前回食べてすっかりファンになりましたが、ネパールで最も愛されとても人気がある料理だと聞いて納得です。

後味引くおいしさでビールがすすむ、すすむ。

モモはネパールの餃子。いつも「スープモモ」なので、今回は「フライドモモ」を注文しました。はじめてなら胡麻の濃厚なスープに入ったスープモモをぜひ!

ネパールで人気のあるストリートフード「パニプリ」は、中が空洞になっており、食感も楽しい。セモリナ粉、小麦粉、塩でできたカリカリ丸いボールの中に、ジャガイモ、黒豆、玉ねぎ、さまざまなスパイスがミックスされた具が詰められていてます。ミントが香るさわやかなちょっと酸っぱいスパイスのタレを中に注いでいただきます。

ひとりなら「カーナセット」もあるので、気軽に利用しやすい。カーナとはネパールの食事のこと。ダル、バート、タルカリ、アチャール、ヨーグルトやギーなどれ構成されている、いわば日本の定食ですね。

ライス、ロティ(平たいパン)、ディド(キビやソバ粉を煮詰めたもの)が選べるのも本場さながら。

夜もリーズナブルで、どの時間帯でも利用しやすいお店です。夕方はハッピーアワーもあるので、心地よい屋上テラスで本場ネパール料理を楽しんでみては。

基本情報
・横浜市西区岡野1-6-30 三幸ビル4階
・045-755-3098
・11:00-23:00
・無休
・予約可
公式 ルーフトップビアガーデンヨコハマ(外部サイト)

地域ライター(横浜市)

愛犬とのおでかけ情報を発信する「つつじろぐ」他複数サイト運営。観光地だけではない横浜の魅力を、地元目線でお届けします。戸塚区・港南区・栄区が多めです。

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