【市川市】満開の枝垂れ桜は雨にも映えて風流かな ~真間山弘法寺~
「真間山弘法寺」。JR市川駅から門前通りを1キロメートルほど歩くと最奥の小高い丘の上にあります。桜の名所として市内外に知れ渡る名所中の名所。境内には小林一茶などの句碑もあり文学の街市川にふさわしい場所です。
その弘法寺の名木といえば枝垂れ桜。「伏姫桜」と呼ばれており、四方に流れ落ちるように咲く花が見事です。
また、伏姫桜のすぐ横にもう1本の桜があります。
伏姫桜の白い花とは対照的に桃色の花を咲かせるこちらも枝垂れ桜で「月見桜」と呼ばれています。
紅白の枝垂れ桜。満々と花をたたえ息をのむようなソメイヨシノの圧巻の存在感とはまた一味異なる。
そよぐようになびくように垂れ下がり花をつける垂れ桜は、凛とした空気の境内ではむしろこちらの方があっているように思います。
山門から左手にはソメイヨシノが咲いていて、竹越しにに観る桜はまさに「日本の春」。せっかくの満開の時に生憎の雨模様ですが、雨中の桜もそれはそれで実に風流。
悪天候にもかかわらずカメラを構えた人々が訪れていました。こんな時は参拝がてら訪れてみるのがいいかも。
【真間山弘法寺】
住所:市川市真間4-9-1