小学生のお子さん用の手縫い針は絶対手芸店で買おう!
家庭科とか趣味で縫物をしたいとお子さんに相談された保護者の方。
手縫い針だけは百均ではなく手芸店の針を用意してください!
ちゃんと理由があるんです。
針を刺したり引き抜くのには手の力がいります!
子供さんはまだ大人より握力がありませんよね。
使う針によってはお子さんが頑張っても針を引き抜けない、無理して引っ張って指が痛くなる可能性があります。
大人でも手縫いをしていて、刺した覚えもないのに指先が痛くなった方いませんか?
原因は針かもしれませんよ。
滑りの悪い針は力を入れないと引き抜けないので、指先が痛くなるんですね。
実際に使い比べたらすぐにわかるのですが、日本の針メーカーの針は摩擦が少ないので少ない力で刺して引き抜けるんですね。
切れる包丁と切れない包丁って使ったら違いがすぐ分かるでしょ?
あれと同じくらい刺した瞬間違いが分かる位日本メーカーの針は刺さりが違います。
おすすめはチューリップとクロバーの縫い針です。
これだと小学1年生でも使えると思います。
色々長さがありますが、普通地用の短い針を選ぶといいと思います。
長い針の方が良さそうに見えるでしょ?あれ厚い生地用なんです。
実は普通の布を縫う場合、長いほうが実は縫いにくいんです。
チューリップ
広島の針メーカー
通常メッキしてすべりを良くしてあるのですが、こちらの針はメッキをせず研磨ですべりを良くしてあります。
布に触れる接点を減らして摩擦を減らしてあるらしいです。
サクッじゃなくスッと針が布に通ります。
圧倒的に刺さりが良い、1本あたり110円位。
特に握力のない低学年はこれがオススメ。
クロバー
手芸をやっていたら必ず一つ以上は裁縫道具箱に何か入っているんじゃないかという位様々な洋裁用品を扱っているメーカーですが、実は元々は針メーカー。
針穴が他の針に比べ大きく通しやすくなっています。
チューリップの針よりお求めやすいです。
1本あたり3~40円位
こんなおしゃれな針もあります。
これはダイヤモンドライクカーボンコーティングといって低摩擦性・耐摩耗性に優れたコーティングがされている機能性の高い針だそうです。↑こっちはちょっと高いよ
この2つのメーカーの普通の手縫い針は針穴の所が膨らんでないんです。
安い針は針穴の所が膨らんでいたりするので、余計抜くときに力がいるんです。