【鹿沼市】春のお食事会に最適 伝統の味を大切に、斬新なアイディアで訪れた人を笑顔にする鰻屋さん
新生活が始まる春。老若男女問わず落ち着いた雰囲気の中、カジュアルに会話を楽しみたい時に最適な鰻レストランをご紹介します。
県道6号線沿いにあり、近くには佐川急便栃木営業所があります。大きな看板が目印です。
お店の前には花火師の焼き芋屋さん。口の中でトロトロにとろける甘い紅はるかを食べられます。5月初旬まで毎週日曜日に出店しています。
和モダンな店内。レジ前には直ぐに完売してしまう、子供に大人気の鰻パンがあります。全長約45cmの大物。フワフワのパンの中には、頭からしっぽの先までたっぷりのカスタードクリームが詰まっています。
(¥550ー税込み)
こちらのテーブル席の他、個室や60名様対応の大広間もあります。
元々、大衆食堂を経てとんかつ屋さんだった板前が、こだわりぬいた自家製パン粉で揚げたかつ膳も人気メニューです。
その日限りのメニューもあります。何があるかはその日のお楽しみ。こちらは鹿沼産の茎が太く瑞々しい新鮮な山菜の天ぷら。
迷いに迷った結果「関東風ひつまぶし/並¥3900税込」に決めました。「ひつまぶし」というと名古屋が有名ですが、鰻を蒸さないのに対し、関東風は焼いてから蒸すそうです。早速、一膳目。そのままいただきます。秘伝のタレが絡まった身にはふっくらと弾力があり、丁度良い硬さの白米とのコンビネーションに箸が止まりません。
二膳目はワサビやネギ、焼きのりなどの薬味を乗せてお好みでアレンジ。味の変化を楽しみます。私はネギをたっぷり添えて、さっぱりとした味わいにしました。
最後の三膳目は鰹節や昆布がきいた特製だし汁をお好みでかけて、お茶漬け風にいただきます。薬味の香りと味が引き立ちます。鰻の香ばしさを残しつつ、サラサラと食べられ、一気に完食。
シメは若女将考案の、鰻料理の魅力を余すことなく伝えたいと、生乳と秘伝のタレを合わせて作られた「鰻冷」。ビスケットのような鰻の骨をカリカリに焼いたものが添えてあり、本当に鰻尽くしです。日光の老舗より取り寄せた香り高い山椒をかけていただきます。そのお味は、塩キャラメルのような後を引く美味しさ。山椒がアクセントとなり、キャラメルの甘さとコクが引き立ちます。
「足を運んでくれたお客様に笑顔になってもらいたい」そんな気持ちを込めてスタッフ全員、唇マスクを着けているそうです。鼻も描かれていて、結構リアルです。皆様のお顔にフィットし過ぎて、私も(笑い)をシェアさせていただきました。
SDGsの取り組みにも熱心で、マイお箸を持参するとコーヒー又はデザート(季節のアイス)がいただけます。
新しい一歩を踏み出す春。美味しくお腹を満たして家族と、友達と、職場の人と、最高の笑顔を咲かせてみるのはいかがでしょうか??
【土用亭】
所在地:鹿沼市上石川1775-11
TEL:0289-76-3535
営業時間:11:30~14:00(LO 1:30)/17:00~20:00(LO 19:30)
定休日:月曜日※月曜日が祝日の場合、翌日がお休みとなります。
公式HP