薬膳の世界では大人気!ライチそっくりのフルーツ「龍眼(リュウガン)」野菜ソムリエプロが解説
龍眼(リュウガン・ロンガン)と聞いて、すぐにわかる人は通です。辛いものブームに乗って、火鍋などの薬膳鍋には乾燥した龍眼を入れることが多いので、知っている方もいるかと思います。フレッシュな龍眼(リュウガン・ロンガン)は、たまに流通しているので、見つけたら食べほしい逸品です。
パッケージ入りで発見!
先日、スーパーの果物売場をチェックしていたら発見しました。「珍しい!」と思わず、すぐにカゴに入れてしまったほど、日本でフレッシュの龍眼が流通しているところになかなか出合えません。以前、東南アジアのリゾートホテルに宿泊した際に、朝食のフルーツとして提供してもらったときにはじめた食べてから、大好物になりました。ただ、その後いくら日本で探しても出合えず、ショックを受けていました。薬膳鍋の世界で有名なことから、中華街には販売している場所もあるという情報をゲットした際には、横浜中華街にも行って見つけましたが、なかなか出合えなかったです。
皮をむくと中の実は、透明です!
かための果皮をむいた状態でも、ライチそっくりなのです。大きさは少しライチより小ぶりですが、果肉は透明で中には種があり、独特の甘さとシャキシャキした食感は、ライチに非常に似ています。少しだけ薬膳の仲間ということがわかるのが、味に若干漢方だね!というくらいの風味があります。じつは、龍眼のフレッシュは長い間、日本への輸入が禁止されていました。そのため、海外で食べたことある方でも、日本では食べられないのは残念と思っている方が多かったと思います。私もその一人ではありましたが、2022年11月から輸入が解禁されて、日本でもフレッシュな龍眼を手に入れることが可能になったのです。
フルーツ好き、ライチ好きな方にはぜひ食べてほしい、知ってほしい絶品の果物になります。どこかで見つけたら一度挑戦してみてください。
※この記事には個人の見解を含みます。
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