2月25日（日）に広島市中区住吉町のベーグル屋さん「パンカフェドゥジエム」で、「保護猫譲渡会＆フリーマーケット」が開催されます。

平和公園から吉島通りを南に下がり、国道2号線を渡って2つ目の信号を過ぎた所にお店があります。

「パンカフェドゥジェム」のオーナーさんは、近隣の河川や道路わきなどにたくさんの野良猫がいることに胸を痛め、お一人で地域猫活動について調べたり、問い合わせたりして野良猫の保護に取り組んでこられました。

「何匹か自宅に連れ帰って飼ったのですが、多くなると飼いきれないので譲渡会開催に踏み切りました」とのことでした。

お一人で始められた活動は、地域の方やたくさんの方のご協力があって、猫好きさんたちの輪が広がっていきました。最近では、シェルターの運営や月に1回の譲渡会、他団体の譲渡会への参加や協力など、ボランティアの方と一緒に地道に活動を続けていらっしゃいます。

1月28日（日）の譲渡会の様子です。

この日は、生後半年～1年未満の5匹の子猫たちが新しい家族との出会いを待っていました。

地域の方やボランティアの方、お店の常連さんなど、たくさんの方が訪れていました。

初対面の私にも気さくに話しかけてくださって、猫の話題を中心に楽しい時間が流れました。

お店の中にはチャリティーグッズ、お店の前には新鮮野菜が並べられていました。これらの売り上げは、全て保護猫たちのえさ代や医療費などに使われるそうです。

ベーグルやクッキー

布製のブックカバー、レッスンバックやポーチ

手作りのアクセサリーやキーホルダーなど

猫モチーフのものが多くて、猫好きにはたまりません。

私は、ベーグルやキーホルダーなどを購入して帰りました。

2月の譲渡会は、2月25日（日）午前11時から午後3時まで開催されます。

「当日の猫たちの体調を見て、どの猫に参加をさせるか決めますが、2月は5歳以上の猫も参加させようと思っています」とのことでした。また「もし、猫を迎えたいと思ったら、ペットショップもいいけど、今ここにいる命からの選択も考えて欲しい」ともおっしゃっていました。

譲渡会は、毎月最後の日曜日に開催されていますが、それ以外の日のお問い合わせも受け付けていただけるそうです。また、安佐南区にある保護猫のシェルターでは、お掃除ボランティア募集中です。

里親として猫を迎えたい方はもちろん、ボランティアに興味のある方、チャリティーグッズなどを購入したい方も、ぜひ覗いてみてください。

我が家では、これまで6匹の保護猫を迎えました。でも、保護されるまでの栄養状態や環境が悪すぎて、長く生きることができない子猫もいました。

こうした不幸な命を生み出さないために「自分には何ができるのだろう」と、改めて考えるいい機会をいただきました。