田舎移住で家賃ゼロになって4年半 浮いたお金を計算したら面白い結果に
2020年5月、新型コロナウイルスによって日常が揺らいだとき、私たちは思い切って大きな決断をしました。それは、神戸市から丹波篠山市への田舎移住です。当時、神戸市での家賃は毎月約8.5万円。生活は快適でしたが、長期間の家賃支払いは負担でした。
4年半の家賃分を計算してみた結果…
築40年の一軒家を購入し、リフォーム費用も含めて約500万円の投資を行いました。今、移住から4年半が経過しましたが、この期間に浮いた家賃を計算すると、単純に計算しても約459万円が節約されたことになります。もしこの間も都市部で家賃を支払っていたら、まもなく500万円を超える額が家賃として消えていたでしょう。
浮いたお金で得た“ボーナスタイム”
田舎移住により浮いた家賃分は、単なる貯金ではなく、新しい挑戦や生活の質向上に活用されています。例えば、家庭菜園を始めたり、趣味のDIYで家をより快適にしたり、心の余裕が生まれました。また、住宅費がかからないことで、将来のための投資や子育てにも余裕を持てています。これらは、家賃ゼロ生活によって得られた“ボーナスタイム”です。
実は便利さはあまり変わらない
田舎に移住したとはいえ、大阪や神戸に1時間ほどで出られます。神戸市内に住んでいたときも立地が悪かったので、街中にでるまで1時間ほどはかかっていました。
普段は生活環境は田舎感が増しましたが、遊ぶときにだけ都会に出ればいいと考えると、むしろその方が私たちにとっては良かったとさえ思います。
そういった意味でも「アクセスの良い田舎」を選べば、実はほとんど不便さを感じずに済むと思います。
田舎移住を考えている人へのメッセージ
都市の家賃に追われる生活から抜け出す方法としての田舎移住は、リスクがありそうに見えるかもしれませんが、私たちの経験では、大きな価値を見出すことができます。家賃支払いを資産形成に変えることができた今、私たちはこの決断を「最高の選択だった」と感じています。
もし田舎移住を検討している方がいれば、ぜひこうした家賃削減効果や得られる新たな暮らしを参考にしてみてください。