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【神戸市中央区】本場香港の極細麺焼きそばを神戸で!香港気分が味わえる「圓記」

斎信夫(いつき)WEBクリエイター/旅行ライター・エディター(神戸市)

香港旅行の経験者なら一度は口にしたことがある極細麺の焼きそば。それが神戸で食べられるんです。そのお店は、神戸市中央区の鯉川筋の裏道にある「圓記(ユンキー)」。香港で25年、ハイアットリージェンシー大阪で10年の経験を積んだ熟練点心師による本場の味が楽しめると聞いて、アジアングルメ好きとしては居ても立っても居られず早速お店へGO!
香港スイーツや神戸ではありませんが香港ワンタン麺のおすすめのお店もご紹介します。

JR元町駅の高架をくぐり、小籠包で人気の「楽関記」を通り越して、2つ目の角を右折。(上の写真は山側から元町駅方面に向けて撮影しています。)

そして、黒いビルがある1つ目の角を左折し、細い路地へ入り、すぐに右折するとお店があります。このちょっと分かりづらい路地裏というロケーションも、なんだか香港の路地裏に迷い込んだかのようで気分が高まります。

訪れたのは休日の13時半頃でしたが、3、4人ほどの行列が。12時頃だともっと列は長かったかもしれません。それだけ人気のお店ということですね。

外観もなんとなく香港の路地裏にあるような雰囲気。

待っていると、店員さんがメニューを先に渡してくれます。店内がいっぱいの時は入店前に注文を取ってくれるシステムのようです。なお、予約もできます。

「圓記」の人気メニューは「香港風焼きそば」「中華粥」「海老餃子」など。

注文したのは勿論「香港風焼きそば」。「風」とありますけど、まさに本場の味! 中華の焼きそばを出す中華料理店は多いですが、なかなかこの香港特有の極細麺を使った焼きそばが食べられるところはないんですよね。

ちなみに香港のワンタン麺も極細麺で美味しいですが、ワンタン麺は、関西だと大阪難波、阪神梅田本店、高島屋京都店にある「糖朝」が本場の味で美味しいですよ。糖朝は正真正銘香港に本店があるお店の支店です。

これこれ、この細さがたまりません。オイスターソース味で、具材はニラともやしだけのシンプルな焼きそばです。結構ボリュームあるので、女性2人だと、焼きそば1つにお粥や点心2、3種類とマンゴープリンやエッグタルトなどのスイーツを注文してわけわけするとちょうどいいかも。点心も本場の味でどれも美味しいです。

平日ランチ限定30食の「圓記のお粥セット」は、ミニ香港粥、ミニ香港風焼きそば、本日の点心3種、本日のデザートがセットでなんと1,000円(税込)。こちらも人気です。

海老焼売をテイクアウトしてお家でいただきましたが、海老がプリップリで美味しかった!

香港には点心と中華粥が楽しめる麺粥店が多くありますが、「圓記(ユンキー)」はまさにそういうお店。神戸だけど、ここだけ香港にいるような気分でテンションアップ!

なかなか海外旅行に行けない昨今、神戸には美味しい外国料理を味わえるお店がたくさんあります。香港好き、台湾好き、アジアングルメ好きな方はぜひ訪れてみてくださいね。

なお、神戸市営地下鉄「旧居留地・大丸前駅」近くには「香港甜品店 甜蜜蜜(ティムマッマッ)」という香港粥と香港のスイーツが美味しいお店もあります。神戸で中華というと南京町ですが、南京町以外のところにも、こういう名店が隠れています。

基本情報

店名:圓記(ユンキー)
住所:神戸市中央区下山手通3-4-5 新興ビル1F
電話番号:078-325-1696
営業時間:昼:11時30分〜14時(14時ラストオーダー、14時30分閉店)、夜:17時〜20時30分(20時45分ラストオーダー、21時15分閉店)
定休日:火曜日
アクセス:JR・阪神元町駅から徒歩約3分

圓記 公式サイト
圓記 Instagram

WEBクリエイター/旅行ライター・エディター(神戸市)

兵庫県西宮市生まれの神戸育ち。テクニカルライターを経て、1998年より会社を設立しWEBクリエイター、フリーライターとして活動。数々の旅行関連サイトを企画・運営。LINEトラベルjp元編集者兼ライター。沖縄と北海道が大好きで6年半沖縄市に在住。海外は特に台湾が好きで渡航回数10回以上。「週刊日本の島(デアゴスティーニ)」専属ライター&フォトグラファーとして沖縄、兵庫、瀬戸内等の33の島の記事を執筆。こちらでは地元神戸市の魅力を、時には動画を交えてお伝えしていきます。X(旧Twitter)、Instagramでも、神戸の最新情報や記事でのこぼれ話、その他の旅行ネタなども発信。

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