現役プロ野球選手の「身長・体重ランキング2023」。重量トップ2は昨年より体重増!?
日本プロ野球の各球団に在籍している、身長が高い選手と低い選手、体重が重い選手と軽い選手、それぞれのトップ10は以下のとおりだ。このランキングは、2月22日時点の支配下選手779人と育成選手229人、計1008人の身長と体重(いずれも公称)から作成した。
最も身長が高い選手と最も身長が低い選手は、どちらも昨年と変わらず、201cmのスターリン・コルデロ(横浜DeNAベイスターズ/育成)と164cmの滝澤夏央(埼玉西武ライオンズ)だ。1年前の時点では、2人とも育成選手だったが、滝澤は5月に育成選手から支配下選手となり、一軍で48試合に出場した。
最重量の選手も、砂川リチャード(福岡ソフトバンク・ホークス)のままだ。もっとも、1年前と比べると、リチャードは体重が6kg増えている。昨年が117kg、今年は123kgだ。身長も、プラス1cmとなっている。ちなみに、昨年は、一軍の23試合で3本塁打、二軍の93試合で29本塁打を記録した。ウエスタン・リーグでは、2020年から3年続けて本塁打王を獲得している。
リチャードに次ぐ、120kgのヨハン・ミエセス(阪神タイガース)も、体重増だ。ボストン・レッドソックスの昨年のメディア・ガイドには、185ポンド(約83.9kg)と記してある。そのとおりだとすると、昨年から今年にかけて36.1kgも増えたことになる。レッドソックスが記載したのは、何年も前の体重だと思われる。
なお、2年前のオリンピックでも、WBSCのホームページなどで、ミエセスの体重は83kgとなっていた。上の写真は、その当時だ。
一方、最軽量の選手は、昨年が村川凪(横浜DeNA/育成)、今年は阿部和広(北海道日本ハム・ファイターズ/育成)だ。村川の体重は、昨年も今年も63kg。阿部は、昨年の65kgから3kg減り、今年は62kgになっている。村川と同じ63kgの大津亮介(福岡ソフトバンク)は、昨年のドラフトで2位指名を受けた。
なお、全選手の平均は、身長が180.6cm、体重は85.1kgだ。どちらも平均に近い、181cmと85kgの選手は2人いる。昨年の育成ドラフトで、オリックス・バファローズが1位と2位に指名した両右腕、西濱勇星と才木海翔がそうだ。
昨年版は、こちら。