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【小平市】メディアにも掲載された! 新5000円札をモチーフにしたお札サブレについて調査!

hanabon地域ニュースサイト号外NETライター(小平市)

2024年7月3日に、20年ぶりに日本国内では新紙幣の発行がスタートしました。その中でも小平市で注目を集めているのが、5000円札に描かれた小平市とゆかりのある津田梅子さんです。

津田梅子は、日本初の女子留学生として海外で学び、その後女子英学塾(現在の津田塾大学)を設立した教育者として知られていますが、その功績を称えられ新札に描かれる人物の1人となりました。そんな津田梅子と深い縁を持つ小平市のある洋菓子店で、彼女をモチーフにした特別なサブレが誕生しました。

そのサブレを製造しているのは、津田塾大学が位置する小平市鷹の台駅の目の前に店を構える老舗の洋菓子店である「ドリヤン洋菓子店」です。

ドリヤン洋菓子店は創業から今年で35年を迎え、小平市洋菓子組合に加入していることで地元みんな愛されています。地元ではお馴染みのお菓子丸ポストサブレや菓夢果夢といった小平市の名物お菓子を手がけるお店として、多くの市民に親しまれています。

新たな挑戦!

新5000円札の発行を機に、ドリヤン洋菓子店は新たな挑戦をしたそうです。それが、お札をモチーフにした「お札プリントサブレ」の販売の開始です。この取り組みは、新聞やNHKの首都圏ニュースで取り上げられるほどの注目を集めました。新5000円札の発行が決まった時点で、「何か特別な商品を作れないか」との思いから始まったそうです。店舗に既にプリント機があったことから、お札のデザインをサブレに転写するというユニークなアイデアが生まれたそうです。お客様からも深谷市では渋沢栄一さんをモチーフにしたお菓子があったなどのお話を聞いていたそうで、より力が入ったそうです。

プロジェクトの困難!

しかし、このプロジェクトには困難も伴ったそうです。特に、肖像権の許可を得る問題に直面した際には、店主さんが自らが津田塾大学を訪れ、関係者と直接話し合いを重ねる必要があったそうです。その過程は決して簡単ではなかったものの、津田梅子の功績を多くの人に伝えるために、何としてでも実現したいという強い思いがあったのかもしれませんね。そんな思いの元作られたサブレが気になりますよね。

また、サブレのデザインに関しては、かつてお店でアルバイトをしていたスタッフが描いたものだそうです。そのスタッフは絵を描くことが趣味で、店舗との結びつきが強く、このサブレの制作に協力することになったそうです。お店とスタッフとの温かい絆が、商品に一層の魅力を与えていることが伺えますね。地元の洋菓子店ならでわのあたたかいエピソードにほっこりしますよね。

完成したお札プリントサブレは、津田塾大学の入学式や卒業式といったイベントでも大学からお願いされ販売されるようになったとのことでした。特に、津田塾大学に関わる人々からは好評のようで、イベントで購入したお客さまが後日店を訪れ、再度購入するケースも増えているとのことです。可愛いプリントが施されたサブレは良い記念品になりますよね。

また。このサブレは「東京小平」と書かれており、地元のお土産としてもぴったりで、特にお盆や年末年始といった帰省シーズンには持ち帰りたい一品としてとても素敵ですよね。ぜひ一度食べてみたいですね。

ドリヤン洋菓子店はこちら→〒187-0024 東京都小平市たかの台46−8 加藤荘

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